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戦国異伝
第百三十話 南蛮具足その三
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の姿で義昭の前で拝謁してから述べたのである。
「では今より」
「越前に向かうのじゃな」
「天下の沙汰に従わぬ朝倉めを懲らしめて参ります」
 この大義名分によって動くというのだ。
「そうして参ります」
「うむ、わかった」
 義昭も今は鷹揚に応える。
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