第17話 真祖との契約
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「ああ、また(・・)」
最後にそう挨拶してログハウスを出た。
次の日、高畑先生から事情を聞いたんだろう、学園長室に呼び出され、根掘り葉掘り聞かれた。
当たり前だが、詳しいことは話さず適当に煙に巻いた。
なお、馬鹿な父親のせいで解呪できないエヴァに同情して血を吸わせたが、魔力が低くて解呪できなかった、とも説明しておいた。
やっぱり何故かいる高畑先生が「何故、そんな無謀なことを!」とか言ってきたが、「3年で解放する契約が馬鹿な父親が解呪に来なかったせいで履行されずに、その後11年、無能な魔法使いが解呪も緩和もできなかったんだから、一応血を引く者として、できる範囲で協力するのは当たり前だ」と返してやった。
無能と言われてカチンときたのか、「無能とは言い過ぎじゃないかの。明石くんをはじめ、みんな努力しておる」と学園長がほざいたので、「離縁した父親の負債を支払わされたのに、無能と言う権利もないんですかね? それとも実は解呪できるんですか?」と聞いてやった。
黙り込んで答えなかったんで、会話は終了したとして、適当に挨拶して、業務に戻った。
はてさて、エヴァはどういう手段を取るのかな?
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ