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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十六話  『出張任務(2) 海鳴市到着』
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Side シホ・E・S・高町



そして転送ポートでアリサの別荘に到着した。

「はい! 到着です!」

リインが元気にそう言葉を発する。

「はぁー…」
「ここが…」
「なのはさん達の故郷…」
「そうだよ」
「ミッドとほとんど変わらないでしょう」
「空は青いし、太陽も一つだし…」
「山と水と自然のにおいもそっくりです」
「キュクル〜!」
「湖、綺麗です」
「やっぱり地球はいいところだね。ラン姉さん」
「そうだね、レン」

フォワード陣はそれぞれここを満喫しているようだね。

「というかここは具体的にどこでしょう?」

ティアナがそう聞いてくる。
そこにアリサがえっへんと胸を張って、

「ここはあたしの別荘の敷地内よ!
いつも大勢で地球にやってくる時はここを通ってくるのよ!」
「「「「「「へー…」」」」」」
「今回は大人数だって言うから鮫島に連絡して許可してもらったのよ。
…っと、言ってるそばからやってきたわね?」

そこには黒いベンツの車がやってきた。
そこから鮫島さんが降りてきて、

「お帰りなさいませ、アリサお嬢様、アサシン殿。
それに皆さんもよく来られました」
「うん、ただいま。鮫島」
「壮健であるか、鮫島よ」
「はい。日々、鍛錬を怠っておりませんよ」
「呵呵呵。ならば今宵は勝負と洒落込むとしようか」
「望むところですよ」

アサシンと鮫島さんは元気そうに勝負事を始めようと張り切っている。
昔から鮫島さんはアサシンに負け越しているからね。
まぁ、アサシンが負けるわけがないのだけれど。

「…この世界にも車ってあったんですね」
「いや、ティアナ。私達の世界の文化をどれだけ低く見積もっていたの…?」
「あ、すみません…」

思わずの発言だったので一応ツッコミをしておいた。



◆◇―――――――――◇◆



Side 月村すずか



私とはやてちゃん達でなのはちゃん達とは別の転送ポート。
…つまりうちの敷地に直接繋がっている場所に転送してくると待っていてくれたのかファリンが転送ポートの前で待ち構えていてくれた。

「すずかお嬢様、お帰りなさいませ。それにはやてちゃんにみなさん。お久しぶりです!」
「ファリン、ただいま」
「お久しぶりです、ファリンさん」
「ご無沙汰しています」
「「お久しぶりです」」

ファリンとみんなで一緒に話をしていると猫さん達がたくさん寄ってきた。

「あ、猫ちゃん達も久しぶりなー」
「にゃぁ〜」

それではやてちゃん達に擦り寄っていく猫ちゃん達。
でも、ふと思った。

「シホちゃんがいたら絶対惨事になっていたね…」
「あー、うん。そやね。
シホちゃ
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