暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
四話:六歳の再会
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
ドーラです。
パパンが戦わせてくれません。
気配で魔物の存在を察知して、私が動く前に、全部斬り捨てていくわけよ!
今まであんまり気にして無かったけど、これ完全に戦わせまいとしてるね!
わー、パパカッコいいー!くらいの気持ちで、軽く見てたけど!
親だってさ、一生守ってくれるわけじゃ、無いんだからさ?
自分で身を守れるように育ててくれても、いいんじゃないかと思うわけですが。
六歳じゃ、普通は早いかもしれないが。
旅に連れ回すくらいなら、もう普通とか良くね?
アレかね?
わかっちゃいるけど、体が動いちゃってどうしようも無い系?
ドーラちゃん可愛いからね、わからんでは無い、わからんでは無いよ……。
……どんだけ、親馬鹿だよ!
ごめん、パパン!
これは、親馬鹿だと思う!!
そんなことを思いつつ、魔物との間を瞬時に詰めては斬り伏せるパパンの背中を眺めながら、せめてもと
素
(
す
)
振
(
ぶ
)
りを繰り返す、ドーラちゃん六歳(超絶美少女)。
うん、なんか、言い出せないんだよね。私も悪い。だけどね。
相変わらず、戦闘に参加もしてないのに、終わる度にパパンがホイミしてくれるわけよ。
なんでも無い顔で、超心配そうに。
うん、わかるようになってきた。
そんなの見てたら、もう言えないわけ。
パパ!私も、戦う!とか。
……まあ、目を盗んで戦うわけですけどね!
そこが私とパパンとの、妥協点だろう!
ドーラです。
素振りしてただけなのに、なんか強くなったような気がします。
……これは、アレか?
経験値的なものが、入ってる?
教会で教えてくれるわけじゃないから、はっきりわからないんだよね!
もしかしたらパパンは、わかっていてやっていたのかもしれない……いや、パパンのことだから、きっとわかっていた筈……!
戦わせてくれないわりに、妙に積極的に魔物探してるとは思ったんだよね……。
ごめんね、パパン!
親馬鹿とか言って(言っては無いけど)!!
しかしやっぱ、過保護だな!!
そんなこんなで、経験値を(たぶん)ガッポリ頂戴して、無事にサンタローズに到着です。
パパンがいちいち、村人に引き留められます。
流石、パパンは人気者だね!
ついでに私も、頭ナデナデされたりなんだりします。
ターバンの中で散々髪が乱れてる気配があるが、乱暴にする人はいないし、まあ悪い気はしない。
ハーレムの主になる者として、これくらいは余裕で受け止めないとね!
でも、それはそれとして……早く、帰りたい!
ビアンカちゃんに、会いたい!!
ひとりで先に行こうにも、みなさん律
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ