第三十一話『タッグトーナメント』
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てなかったわけではない。織斑、プランBだ」
「わかった!!」
スウェンはショーティーをラウラへ、2連装リニアガンを箒にそれぞれ向けて放つ。
「くっ!!」
集中的に狙われたラウラはみるみる箒との距離を離されていく。一夏は十分に箒とラウラとの距離が空いた事を確認すると、箒へと迫る。
「分断されたか……!!」
直ぐに援護へ回ろうとするがスウェンがラウラの眼前に立ち阻まれる。
「(何故一対一へと持ち込んだ?……隊長は何が目的で……)」
考えるだけ無駄とラウラは結論し、カノーネからシュヴェルドへ換装しティーア・ナーゲルを手に持ち
「はあっ!!」
スウェンへと接近しティーア・ナーゲルを降り下ろす。スウェンはまだ機能しているフラガラッハを左手に持ち防ぐ。
そこから数回にわたる剣劇が繰り広げられる。スウェンはフラガラッハ一本でラウラのティーア・ナーゲルの攻撃を辛くも防ぎきる。
「強くなったな、ラウラ」
「隊長も……あの時よりも腕を上げられたのですね」
「のうのうと過ごしていたわけではない……!」
ラウラと一旦距離を取るスウェン。横目で一夏の方を見る。善戦はしているようだが、何時劣勢に立つかわからない。
「(こちらもラウラの攻撃を長くは防げない……動くなら今か)」
「戦闘中に考え事ですか!!」
動きを止めたスウェンにティーアナーゲルを連結させたラウラが襲いかかる。
「ふっ!」
するとスウェンはフラガラッハをラウラ目掛け投擲する。その直線的な軌道のため、ラウラは難なくそれをかわした。
「武器を投げるとは……我を忘れましたか!?」
「どうかな……手の内はあまり明かしたくはないが……!」
その時、スウェンはノワールストライカーを粒子化させ新たにストライカーを換装する。
ストライカーの左アームに接続された大型のバズーカ。両腰にはショーティーではなく左側にはビームライフル、右側にはレールガンがそれぞれ装備されストライクEの色もノワールのカラーリングの時とは違い全体が漆黒に変化した。
「“レーゲンストライカー”換装完了。反抗を開始する」
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