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スーパーロボット大戦OGAnother
第一部「数奇なる騎士」
第06話「決意の矛先」
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戦地周辺、既にサイバスターとヴァルシオーネのMAPWによって、先遣AM隊は壊滅していた。
しかし、DC残党の攻撃は一向に収まらない。
「くそっ、一体どうなってんだ!」
サイバスターの操者、マサキ・アンドーが苛立ちを見せる。
「マサキ!来るよ」
ヴァルシオーネのパイロット、リューネ・ゾルダークが呼びかける。
その通りに、一時方向からリオンの部隊が迫る。
「くっ!」
その時、
「マサキ!待たせたな!」
カチーナタカヤが駆けつけた。
「カチーナか!何で来た!?猛一機は…ラッセルか!?」
マサキ声を少し荒げる。
「自分は、タカヤ・ハスナカ。以後お見知りおきを。」
タカヤが言った。
「挨拶してる場合かぁ!?」
リューネから的確なツッコミが入る。
「結果オーライだろ?」
カチーナが胸を張る。
「はぁ!?てめえバカか!そういう問題じゃねえ!」
マサキが言う。
「マサキ、ハガネから通信が入った!もうしばらく持ちこたえるよ!」
リューネがリオンを撃墜しながら言う。
「了解だぜ!ディスカッター!」
マサキはディスカッターでリオンを切り裂く。
「カチーナ中尉!」
そこへラッセルも現れる。
「ラッセル、何できやがった!?お前まで独断をやってどうする!?」
カチーナが思わずシートを立つ。
「自分はカチーナ中尉の部下です。どこまでもお供します。」
ラッセルは静かに、しかし力強く言った。
「ラッセル…」
「皆さん!3時方向、来ます!」
タカヤの言葉通り、3時からガーリオンとバレリオンがそれぞれ6機ずつ迫る。
更に
「熱源10時!?カチーナ中尉ッ!」
「!?」
射撃攻撃がカチーナのゲシュペンストを襲った。











































***


































「……ハッ!?」
カチーナはゆっくりと目を開けた。
そこには
「うぐっ…ぐぅ…!」
カチーナ機を庇い、中破したラッセル機があった。
「ラッセル!!」
カチーナが叫ぶ。
「ご無事…ですか…、カチーナ中尉。」
ラッセルは心配させまいと、逆にカチーナに聞いた。
「バカ野郎…ラッセル、お前…バカ野郎!」
カチーナは怒鳴った。
「カチーナ中尉、来ます!」
タカヤが注意を促す。
「…上等だ…、ラッセル、お前はここにいろ。あたしがカタぁつける!」
そう言うと、カチーナは突撃した。

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