第十三話 模擬戦
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体なのですか?」
「そうです殿下。あれがガンダムいう機体で私が見つけた希望でもあります」
「あの機体、まるで中世の騎士のような姿じゃな巌谷」
「はい。篠崎少尉の話のよりますと、設計者の騎士道精神が反映された姿との事です紅蓮大将」
「では、ガンダムの戦いこの眼に刻み付けましょう。よいですか紅蓮、巌谷?」
「「仰意」」
ただ一人月詠真耶は静かにガンダムエピオンを見つめると心の中で呟いた。
「(篠崎竜也・・・・貴様の戦い見せてもらうぞ・・・必ず勝てよ・・・)」
俺は指定待機地点付近まで待機していた。
『マスター。間も無く模擬戦開始5分前です』
「いよいよだな『イクス』」
『はい!!なんかワクワクして私のオイルが沸騰しそうです!!』
お前は何処のアイアンリーガーだど心の中でツッコミを入れつつ最終チェックを済ませていく。
今回の模擬戦で使用する俺のコールサインは[エピオン]だ。CP(コマンドポスト)にも事前に知らせているためも問題はない。
そんな時、CPから通信が入ってきた。
[CPよりエピオン。模擬戦開始1分前です。武運をお祈りします。]
「こちらエピオン。了解した。」
どうやら戦いの始まりらしい。
「行くぞ『イクス』!!準備はいいな!!」
『はいっマスター!!全力全開でいきますよ!!』
正々堂々と模擬戦開始だ!!!!!
同時刻
教導隊の方もCPからの連絡を受け戦闘態勢に入っていた。 彼らのコールサインは〔ストライカー〕であり相手のコールサインも知っていた。
「ストライカー1より全機へ敵は一機であるが性能は未知数である。 陣形は鶴翼参陣(ウイング・スリー)だ。B小隊は左翼、C小隊は右翼に展開後、先行し敵を引き付けろ。 可能ならば撃っても構わん。私とA小隊は中央で構える。 撃てる距離まで近づいてきたら撃て。」
「「「「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」」」」
「(さて、奴はどう打って出る・・・片方に向かえばもう片方に撃たれ、こちらに来れば背後から撃たれる。 どう考えても我らの勝利しか考えられん。 殿下も観られるこの模擬戦、速やかに決着させるとしよう。)」
俺はその頃、エピオンを動かさず相手が現れるのを待っていた。 その時、『イクス』から報告が来た。
『マスター!!敵機を確認しました。数は8機、左右に4機ずついます』
「8機?12機じゃなくてか?」
『はい。そうですけど』
「そうか。わかった」
なるほど。その8機はこっちの様子見がてら来たようだ。 俺は機体を動かすことなく、その場で構えていた。
『マスターまもな
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