暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
二話:六歳の失望
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
そんなこんなで、船の上です。
努力と素質とパパン&サンチョの教育の甲斐あって、すっかり知的美少女に成長した、ドーラちゃんです!
あ、名前言ってなかったね。
性別の衝撃が大きすぎて、ちょっと飛んでたわ。
……ババア言うな!
美少女だから!
空飛ぶ城とか、一切関係無いから!!
ん?いや、あるか。
今は飛んでない空飛ぶ城、あったね!
それでも現時点では、特に関係無いから!
いやー、それはともかく、ドーラちゃんマジ美少女。
残念ながら新生児の視力ではママンの顔がはっきり見えなかったけど、ぼんやりでもなんか美人ぽいのがわかったし!パパンも当然、イケメンだし!遺伝万歳!
中身はこんな残念な有り様ですがね!
私はいいけど、神様的ななにかは何を考えてるんですかね?
ダメでしょ?こんな美少女の容れ物に、こんな残念なの入れたら。私はいいけど。
この場合の神様って、マスドラとは別なのかね?
会ってないから、特にそんなのはいないのかな?
「ドーラ?起きたのか?」
おっと、パパンが呼んでるぜ!
「はい!おはようございます、おとうさん!」
……はい。猫被っております。
勿論です。
いや、これは仕方なくね?
こんな残念な有り様を、例え親でも、見せつけるわけにはいかんでしょ?
本当(?)なら、こういう純粋で本当に可愛い子に育ったんだろうしさ。
それに誰に対しても猫被るなら、もう本性と言っても差し支え無いと思うの。
裏表は無いよ!
裏しか無いよ!
…………それに!
私のモテモテ☆イケメン美女ライフのためには、ある程度キャラ作らないと話にならないし!
尤
(
もっと
)
も、パパンは勘付いてる
節
(
フシ
)
があるけどな!
流石
(
さすが
)
、パパン!できる男だぜ!
だがしかし!
勘付かれた程度のことで、諦める私では無いッ!
「おとうさん。ゆめを、みました。どこかの、おしろみたいでした。」
特に見てないんですけどね。
それ以前に、普通に覚えてるし。
なんとなく、イベント押さえておきたいじゃない?
パパンの反応も気になるし。
「何?城だと?……ははは、
寝
(
ね
)
惚
(
ぼ
)
けているな!」
夢だって言ってるのに寝惚けたも無いでしょうよ、パパン。
自然な態度だが、それなりに動揺してるんだろうか。
うーむ……わからん。
「眠気覚ましに、散歩でもしてきなさい。朝食ももらってくるといい」
うん、育ち盛りだからね!
メシも食わずに戦闘とか、やってられないって話ですよ!
初戦闘ってわけじゃないけど、たぶんスライムとひとりで戦うんだろうし。
「はい!いってきます!」
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ