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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第26話 妖怪大戦争(中編)
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、2つ目は膨大なエネルギーを使って今までとは違う強大な何かを召喚しようとしているって事だな」
「………で、レイは嫌な予感がすると」
「ああ」
「レイは普段鈍感だけどこういうのは結構当たるんだよね………」

そう話しながらもスピードは変わらない。

「ヴィータ達は星達と合流するんだよね?レイ、上手くいくと思う?」
「他に良い手が無い以上これがベストだと思う。ライはこのままロングレンジに………」
「僕もレイと行くよ。ロングレンジメンバーは充分戦力が居るし大丈夫だよ。問題はこっちだよ」
「ああそうだな。もっとスピードを上げるぞ。フェイト達が心配だ」
「レイ、付いてこれる?」
「………ラグナル、アーベント」
『あっ、はい』
「ちょっと!!それずるい!!」

そんなライの言葉を流した零治はアーベントとなり更にスピードを増すのだった………













「さて、準備は整ったな」

フェイトとエリオが身構えているといきなりそんな事を言う崇徳院。
そして懐から小さい四角い箱を取り出した。

「あれはもしかして………召喚?」
「このタイミングで?」
「流石に複数を相手にするのは骨が折れそうでな。私も仲間を作らせてもらうよ」

そう言って右手にあった小さい四角い箱を掲げた。

「来い、シヴァ!!マサカド!!」

そう叫ぶと崇徳院の両隣に大きな円が現れ、そこから2mを超え、三又槍を持ち、額に第三の目がある男と全身鎧に覆われながらも崇徳院に負けない様な異様な雰囲気に包まれた男が現れた。

「嘘だろ………?」
『エローシュ、知っているのか?』

「あの3mを超えるシヴァって言う男は破壊神と呼ばれる神で、他にも色々な地域で様々な名前を持つ神様なんだ。そしてあのマサカドって人は鬼神と呼ばれる程の武士で、打ち首にされ、川に首をさらされてながらも3ヵ月も生き、『体を返せ』と首だけになりながらも胴を探し続けたと言われているんだ。ある意味崇徳院と同じ、怨念の塊みたいな奴かもな」

「えっと………エローシュ、何でそんなに詳しいの?」
「ゲームで覚えた!!」

そんなエローシュの言葉に呆れるルーテシアだったが、突っ込む余裕はなかった。

「相手は神様と鬼神と呼ばれた男か………」
「油断出来ないよエリオ」

そう小さく呟くエリオとフェイト。
今まで感じたことのない威圧感と悪寒を感じ、冷や汗が流れる。

「ふん、神だろうが鬼神だろうが、ワシは妖怪の総大将じゃ!!誰であろうと叩き斬る!!」

そんな中、ぬらさんだけは気持ちがぶれることなく、崇徳院を睨み続けていた。

「エクス、どうにかしてあのロストロギアを奪わないといけない。先ずはそれからだ」
『さっき驚愕してい
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