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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第26話 妖怪大戦争(中編)
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れているのでメンバーも少ないし、いくらフェイトさんでも………」
「大丈夫!!」
そんな真白の問いになのはが力強く答えた。
「あっちにはバルトさんが向かってるから」
「なのはが来ているから奴も来ているのだと思っていたが………」
「うん、バルトさんいつも通り強い奴と戦ってくるって真っ先に登って行っちゃった」
「Bチームが目標と戦闘に入ってるんやから空からでもどの辺りか分かるのに………せっかちさんやね」
「うん。まあ休んでたお陰で調子良いって直ぐに行っちゃったから教える暇も無かったんだ………」
「まあバルトさんやから仕方無いな………」
と互いにため息を吐くなのはとはやて。
「とにかく、Bチームは心配無いよ。だから私達は取り敢えず星ちゃん達と合流してチャンスを待とう」
「そやな、先ずは星ちゃん達と合流や」
「これで終わりかな………」
星達が戦っていた空。
夜空を覆うほど居た鳥獣達も加奈がプラスされたおかげで、更にスピーディに殲滅は進んで行き、そう苦労せず、全ての敵を殲滅したのだった。
「しかし数ばかりで大した事無かったわね………」
「敵はそんなに気にしてないよ。問題は………」
そう言ってキャロは星の方を見る。
「あれ?私は一体何を………ってあれ?何で私バインドされてるんです?」
「兄さんの言う異名もあながち間違いじゃないわね………リンスよりも星の方が冥王にふさわしいわ………」
加奈の呆れる視線の先、そこには森だった場所に大きなクレーターが出来ていた。
因みにBチームが登っていたコースがある場所である。
「優理もリミッター外してもらったからって調子に乗って本気出しすぎよ」
「だって星が暴走するし、キャロは囲まれるしかなり一杯一杯だったんだよ………」
「ごめんなさい………」
「キュウゥゥ………」
「ああ、別にキャロが悪いって言っている訳じゃ無いんだよ!!」
うなだれるキャロとフリードに慌てて慰める優理。
(あら、ちゃんとキャロを労わる様になったのね………成長したって事かしら………)
と2人を見ながらそう思う加奈。
(………ってこんなの何かおばさんみたいじゃない!!)
「加奈、いい加減外してくれません………?」
そんな星が開放されたのははやてからの念話が届いてからである。
「………レイ、どう思う?」
「ハッキリ言って分からない。だけどかなり嫌な予感がする………」
ライと零治は殿として残っていたが、今現在かなりのスピードで山を登っていた。
「だが、あれだけ召喚していたのを一気に引っ込めたって事は考えられるのは2つ。1つは単純にロストロギアに限界が来た
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