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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第26話 妖怪大戦争(中編)
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たと思ったら直ぐに切り替わるか………』
「いや、普通に感動してた」
『本当に変な奴だな………まあ手が無い訳では無い。俺の次元移動で奴からロストロギアを奪えば良い』
「………そう言えばそんな事出来たな」
『だが、それにはお前が最低でも2mは近づいて貰わないとな」
「………えっ?」

そんなエクスの言葉に固まるエローシュだった………










「さあ行けシヴァ、マサカド!!」

崇徳院の掛け声と共にシヴァがフェイトに、マサカドがエリオに向かっていった。

「エリオ油断しないでね!!」
「はい!!」

対して2人も互いに互いの相手に集中する。
1対1の勝負。

「ガリュー、あなたも………」
「待った!!ガリューにお願いしたいことあるから戦わせないでくれ」
「わ、分かったわ。だけどお願いしたいことって何?」
「それは………」












「接続回路形成………対象に雷の加護をブースト!!」
「ありがとうエローシュ」

戦闘が開始される前にエリオとフェイトにブーストをかける。雷のブーストにより2人の体には雷が帯びていた。

「行きます、プラズマランサー!!」

先手必勝と言った形で魔方陣から雷の槍を飛ばす。
シヴァは向かってくるプラズマランサーを見ながらもその場で仁王立ちしている。

「直撃?」
「いや、違う………!!」

エローシュがそう言った様にシヴァは右手に持つ巨大な三又槍を自分の前で回し、向かってきたフォトンランサーを全て消し去った。

「そう、簡単に攻撃が通る訳無いよね………」

フェイトは特に落胆した様子もなく、次の攻撃の準備を始めていた。

「プラズマスマッシャー!!」

先程崇徳院に使ったように雷撃を放射するフェイト。
シヴァはまたも槍を回し防ぐだけである。

「そして、ハーケンセイバー!!」

最後に誘導性のある魔力刃を放った。

「ウオオオオオオ!!!」

シヴァは雄叫びの様な声を上げ手の空いている左手を使って、ナイフのようにハーケンセイバーに斬りかかるシヴァ。

「まさか!?」

ハーケンセイバーは鋼鉄でも斬り裂けるほどの威力のある斬撃。勿論使用者によっては威力もコントロール出来る。
だが当然手加減などするはずもなく本気の攻撃だった。

しかしそんな斬撃をシヴァは左手の手刀でハーケンセイバーを叩き斬った。

「嘘でしょ………」

そんな様子を見ていたルーテシアが驚く。

「いや、不可能じゃない。あの様な斬撃は正面の切断力は凄いが横の衝撃には弱いんだ。奴は横なぎに手刀を振るったろ?だからこそ、簡単に破る事が出来たんだ。だけど………」
「だけど?」

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