第14話
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ているようですが、もしや、篠ノ之博士と何かしらのつながりがあるのではないでしょうか!!」
いきなり超弩級の爆弾を放り投げていく黛先輩。 会場中の視線が風音に集まっていく。 そうだ、セシリアの時は冗談だと言っていたらしい(セシリアから教室での一件は聞いていたのである)が、千冬姉からは風音がIS開発者の一人だということは聞いている。 ということは最低でも、束さんと何かしらつながりがあるはずである。
ゴクッ!!
誰かの唾をのみこむ音さえ聞こえてきそうなほど静かになったパーティ会場。 誰もが風音を見つめるそんな空気の中、風音がゆっくりと顔に手を当てて、語りだした。
「ふふ、それを聞いてどうするつもりですか? 黛先輩」
普段の風音からは想像もできないほど冷たい視線と冷たい声音で黛先輩に問いかける風音。
こえぇぇ!!! 会場の空気が5度は下がったぞ!!!
「え……いや、どうするといわれても……、え、あ」
「ええ、教えていただけますか」
あまりの迫力にのまれたのか、黛先輩がしどろもどろになり始める。 しかし、そんなこともお構いなしにズイズイと詰め寄る風音。 笑顔で詰め寄っているが、言葉は氷の様に冷たく尖っているようであった。
風音に詰め寄られ、涙目になり始める黛先輩。
「ええっとぉ……、私はぁ……、し、新聞部だしぃ、校内のみんなの声を拾うのが仕事で……、悪いのは私じゃなくてぇ……校内の友永さんのことを知りたい人たちでぇ……」
そして、黛先輩はついに空気に耐え切れなくなったのかとんでもない責任転換を行いだし、ありえないことに、自分の知りたいことを他の生徒たちに罪をなすりつけ出したのである。
ピクリと眉根を取り上げ剣呑な空気を強める風音。 その眼光が徐々に強くなり、場の空気はどんどん冷えていく。
「そう……、私の秘密を探るのはあくまで仕事の一環で、自分の意志ではないというのね?」
「……そ、……そうでしゅ……」
あまりにも濃密な殺気の前に、か細い声で絞り出すように小さく答える黛先輩。 顔はもう半泣きだ!!
「そう、ふふ、面白いことを言うわね。 ほんと、とっても面白いわ。 ふふふ、笑いが止まらなくなりそう。 ……ふふ、ふふふ、あーはっはっはっはっは!!!!」
ビクゥ!!
突然大声で笑い出した風音に会場中がびくりと反応をしめす。
「あーっはっはっはっは!!!! 久しぶりにとても面白いよ!! こんなに笑ったのは久しぶりだね!! 私と束さんの関係が知りたいだって? はーっはっはっは!!! そんな国家機密に土足で上がりこみブレイクダンスを決め込むようなことをこんな機密がいっぱいの学園で聞こうだなんて!!! 面白すぎて、面白すぎて!!! 『いっく
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