第16話 麻帆良での日々
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の方も、2年B組の担任で、A組からD組の4クラスの数学を担当している瀬流彦先生の指導の元、精力的にこなしている。もっとも教育実習生なので、毎回の授業をメインで担当しているわけではないが。
時折、同じ数学担当の先生方の空いている時間に、授業の進め方なんかも相談したりする。
一部(主に魔法に重きを置いている魔法先生)を除いて、皆生徒のためにどういう授業をすればいいかと真剣に応対してくれる。
たまに2年B組で、朝の出欠席の確認やホームルームなんかも任せられてたりもするのも教育実習生の醍醐味か。
銀髪オッドアイという少々イタイ外見だが、9歳児ということもあって、「カワイイ」という評価程度でB組からD組までは修まっている。
2年A組については、正直関わり合いたくない。原作では「微笑ましい」程度で済ませられるが、現実に相対するとやってらんねぇ。
最初の授業で原作のネギと同じ悪戯をしかけられたが、もちろん全て躱した。躱してから気付いたが、バケツに水が並々と入ってた。
服はもちろん、持っていた授業の道具やプリントが濡れて使いものにならなくなったら、どう責任取るつもり何だろう? それとも授業がつぶれてラッキーとでも言うつもりか?
ちなみに、直ぐに悪戯をしかけた生徒を自主的に名乗り出させ、その時間中、椅子の上で正座をさせて授業を受けさせた。
体罰? ナニソレオイシイノ?
最初はすっとぼけるつもりだったようだが、「名乗り出ないなら連帯責任で全員正座だ」と告げたら、皆の視線が集中して春日と鳴滝姉妹が名乗り出てきた。
それ以後意地になったのか、手を変え品を変え、悪戯を2〜3回続けやがったので、首謀者の正座に加え、宿題を全員に出したら、ようやく止めるようになった。宿題は結構な量を出したので、きっと他のクラスメイトが止めたんだろう。
なんせ「宿題を提出しなかった者がいたら、連帯責任でクラス全員にさらに倍! 出す」と言っておいたから。
なお、採点には工房内で分身も使うので、どれだけ量が多くても問題ない。
とにかく、小学校低学年でもこんなに騒がしくないわ、と思うほど五月蠅い。
春日以外の裏の関係者は値踏みするような視線で睨んで来るし。
古菲や長瀬楓らバトルマニアどもは、「「戦うアルヨ(でゴザルヨ)」」とか言って来るし。
まあ、「数学の試験か小テストで9割取れたら考えてやる」と答えたら、凹んでいたが。
委員長の雪広がショタコン気味で協力的なのや、那波や近衛、意外なところで朝倉が所々締めてくれるので何とかなっている感じだ。
朝倉はパパラッチだが、ちゃんと空気を読める人間だ。オレがキレそうになる前に上手くクラスメイトを誘導しやがる。
ただ、バカレンジャー
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