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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter13「守る力」
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は一瞬意外そうな顔を見せるが、直ぐに元に戻る。
『……わかりました』
モニターから女性が消え、ルドガーの映像をもう一度見るスカリエッティ。
「さてルドガー君……君の本当の力を見せてくれたまえ」
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リニアレールで待機中のフォワード隊に指令が下る。スターズが中央のラボまでレリックを護送、
ライトニングは現場待機との事だった。後は現地の職員に事後処理を引継ぎさせる事だった。
因みにリニアレール内にいたガジェットと反応数が一致しなかった事は結局わからずじまいだ。
その事も踏まえライトニングとルドガーは警戒にあたっている。
「ふぅ……何とかだな」
「お疲れさま、ルドガー」
中央へと向かったスターズを乗せたヘリをリニアレールの上から見送るルドガーとフェイト。
エリオとキャロは一応警戒待機中ではあるがフェイトの計らいで休ませている。
「ありがとう、ルドガー」
「ん?突然何だ?」
「あの時、エリオ達が落ちた時もの凄く心配してくれたでしょ?」
ああ、と思い出しながらルドガーは笑いながら答える。
「当たり前だろ?仲間なんだからさ。フェイトが同じような事になったって俺は同じような反応をするはずだよ」
ルドガーの言葉にフェイトは意外そうな顔を見せる。なのはや10年来の仲の者以外で戦いの中フェイトの事を心配してくれたり助けると言ってくれたのはルドガーが初めてだからだ。
フェイトは管理局でその名を知らない者はいない優秀な執務官だ。
その為彼女を心配してくれる者はほんの一握り、戦いだともっとだ。
「ルドガーは……優しいね」
「は?」
「ううん……何でもない」
ルドガーの優しさに心が触れた事でフェイトは胸に温かい何かを感じていた。
当たり前の優しさが何故か彼から受けると嬉しく感じてしまう。
(はやてがルドガーにベッタリな理由…ちょっとはわかったかも)
最近親友に大きな変化をもたらした異性と話した事でフェイトは、はやてがルドガーに惹かれている理由がわかった気がした。
「っ!!」
ガジェットの残骸の上に座っていたルドガーが突然厳しい顔で立ち上がった。
「どうしたのルドガー?………!?」
そして彼女もルドガーが
感じモノの正体に気付き、休ませているキャロとエリオにすぐ警戒するよう呼び掛ける。
『ガジェット反応多数出現!……飛行型20、T型、V型が……よ、40!?』
信じられない、いや信じたくないというルキノの声が通信で聞こえ、やはり来たかと思うルドガー。
リニアレールの上を見ると斜面から次々とT型とV型が何体が混じったガジェットの部隊が
リニアレールへ向かってくる。
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