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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter13「守る力」
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うアレがフリードの本来の姿だよ』
フェイトにフリードだと言われ魔法という力が万能だという事を再認識する。
そしてルドガーは思った……あのフリードとルドガーの世界にいたギカントモンスターを戦わせたらどうなるだろうか…と……きっと凄まじい怪獣映画が撮れるのまず間違いない事を確信するルドガーだった。
それからはエリオの落下に追いやった件のガジェットV型は復活したエリオとキャロ&フリードとの連携により見事破壊に成功。リインも難なくリニアレールの制御を奪還。スターズのスバルとティアナもガジェットを破壊しながら無事レリックを回収した。隊長達とルドガーはフォワード達が成長しているのを着々と感じていた。
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時は同じく、とある薄暗い謎の研究所のような場所では白衣を着た男が大型のモニターでレリックを回収している前線メンバーを見ている。
『レリックが管理局に確保されたようです』
「ほぉ、なかなかやるね。流石と褒めるべきかな?」
モニターに映る紫色の長髪の女性が映っている。口調からしてこの男に仕えているのだろう。
「追撃なさいますか?」
「……レリックは惜しい……が、彼女達のデータは十分取れた……それに……」
大型のモニターへ視線を向ける。モニターにはフォワード隊姿が幾つも映しだされている。
男はまるで研究者がサンプル品を眺めるようにフェイト達を見ている。
「生きた『プロジェクトF』の完成体を見る事ができた……だがやはり一番気になるのは……」
怪しく歪む男の口と大きくなる瞳孔。大型モニターにはフェイトとエリオが大きく映っていたが、次にルドガーが大きく映し出された。
「その男の名はルドガー・ウィル・クルスニク……時計を持って生まれてくるクルスニク一族の血を引いた者の1人だ」
モニターを凝視する男の背後にはいつの間にか黒髪で口元以外顔を全て覆い隠すバイザーを着けた黒いロングコートに黒いスーツ姿の男が立っていた。
『貴方は……』
「おや?珍しいお客様だ。どうだい?たまには私とティータイムでも…」
「黙れスカリエッティ。馴れ合う気はないと言ったはずだ」
白衣の男をスカリエッティと呼ぶバイザーの男。スカリエッティと呼ばれた男は残念そうにため息を
吐く。
「つれないねぇ……まぁいいか……では別の話をしようか……彼がクルスニクの一族の1人とは本当の事かい?」
「ああ。それも『能力』持ちだ……」
バイザーの男の言葉を聞き深く考えるスカリエッティ。
そして……
「ウーノ」
『はい、ドクター』
「潜ませているガジェットを全期投入してくれ、それと少し追加もお願いするよ」
ウーノと呼ばれた女性
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