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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter13「守る力」
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女と呼ばれたい……それが八神はやてや!と思うはやて。
教会でおちゃらけ無しと決めたのは何処に消えたのだろうか………。
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あれから数分がたった。ルドガーはリニア内に侵入しガジェットの殲滅行動を行っている。
レリックのある7両目の重要貨物室の防壁及び回収を優先したからの行動だろうか、最後車両付近の
ガジェットは少ない。実際ルドガーはガジェットを内部に入ってからは5体ほどしか倒していない。
しかし拍子抜けではあるが、このどこか垢抜けた妙な感覚をルドガーは感じる。
(最初の報告で聞いたガジェットの数と破壊したガジェットの数が合わない)
そう。既にルドガーは18機近いガジェットを破壊している。勿論フォワード達もルドガーには及ばないがそれなりにガジェットを破壊しており、訓練の成果が出ている事でルドガーもその事は喜ばしい。そしてルドガーはここで引っ掛かりを覚えているのだ。
(シャーリーのフォワード達の敵撃破数と俺の撃破数を計算するとやはり数が合わない……)
フォワード達とルドガーのガジェット撃破数を足せば28機。だが明らかに10機以上のガジェットがリニアレールに存在している………。
気になったルドガーは指令室に通信を入れ、自分が感じている不快さを報告する事にした。
「指令室、こちらヴィクトル」
『どうしましたルドガーさん?』
「シャーリー、俺達は既にリニアに取付いたガジェットをほぼ叩いたはずだ。たが未だにガジェットはこの中いる……妙だと思わないか?」
『!!そういえば言われてみたらそうですね……』
どうやら意外すぎる内容だった為か指令室もこの事実に気付いていなかったようだ。
普通なら増援が入ったと考えるだろうが、シャーリーの様子からしてそれは外れている。
だから妙なのだ。
「なんか怪しいぞ……各分隊にこの事を---」
伝達してくれ……そう言おうとしたルドガーだったが、彼の台詞は最後まで続かなかった。
『ライトニング03転落!ちょ、ライトニング04飛び降り!』
「なっ!?」
アルトの悲痛な声でさっきまで考えいた事を忘れ、そのモニターに釘付けになる。
ガジェットV型に苦戦するエリオはそのパワーを前に力負けし気絶しそのまま渓谷に放り投げられ、
キャロがそれを追い彼女も渓谷に落下、助けるつもりだったのだろうがアレでは二の舞だ。
「くっ!」
策なしでリニアレールの壁をブチ破り助けに行こうとするルドガー。
だが……
『いや、アレでええ』
はやての驚くべき発言にルドガーは何を言っていると思い怒鳴る。
「何を言ってるんだ!あの2人は飛べないんだぞ!?」
『大丈夫だよ
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