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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter13「守る力」
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はフェイトさんバリアジャケットと似てる……」

通信腰にスバルの驚いている声が聞こえる。4人は自分達が身に纏っているバリアジャケットを見て興味深気に見回している。スバルとエリオの表現どおりフォワード達のバリアジャケットのデザインは両隊長のバリアジャケットと酷似している箇所が所々見られる。スターズはなのはのバリアジャケットをベース、ライトニングはフェイトのバリアジャケットをベースにしているのは一目瞭然だ。
なのはに憧れているスバルからすれば彼女と同じデザインのバリアジャケット着れるのは感激の一言だろう。

「外見だけじゃないですよ」

「リイン」

いつの間にかヘリから降りたリインが驚いているフォワード達に外見だけが似ているのではないと告げる。

「デザインだけでなく、性能も各分隊の隊長さんのを参考にしてるですよ。ちょっと、癖はありますが高性能です」

「良かったな、尊敬している隊長達とお揃いで」

『は、はい!』

『アンタは喜びすぎよ』

余程なのはと似ているデザインで嬉しいがっているスバルにティアナが呆れながらツッコミを入れ、
ライトニングの2人も通信腰のそんな2人の会話を聞き自然と笑顔になる。
無意識にやっているのだろうが、スバルとティアナは良い仕事を早速したなと内心褒めるルドガー。

「流石年長者だなスバル、ティアナ」

『『へ?』』

「さてそろそろ行くぞ。……それに向こうからお出迎えしてくれたようだしな」

ルドガーの声色と目がさっきまでのモノと変わった事に気付き2人は気を引き締め、周囲を警戒し戦闘態勢をとる。

「来ます!」

「全員散開!」

リインとルドガーの警告と指示を聞きライトニング達はその場を離れる。
変化かが起きたのはデストリュクスで隆起した屋根の下からだった。隆起した部分が盛り上がり、中からガジェットドローンT型が複数隊現れる。

「リインは手筈どおり機関室へ!ライトニング達も自分の仕事をしてくれ。ここは俺が引き受ける!」

両腕を伸ばし二振りのカストールで空気を斬る音を鳴らしながら回し、柄を持ちルドガーが特有の構えを取る。

「みんな行くですよ!」

フォワード達が自分の周りから離れて行くのを感じ、ルドガーは更に闘志を燃やす。
その直後背後から現れたガジェットがルドガーの背を目がけビームを放つ。

「はっ!」

それを高く跳躍しバク宙で一瞬で躱し攻撃したガジェットを逆に背後から一迅で一閃する。

「名付けて……集中回避versionL.W.Kってね」

かつての仲間の能力をコピーしたルドガーの下に3体のガジェットがビームを放ちながら接近してくる。だがその安直な軌道のビームでは幾多の死線をくぐり抜けてきたルドガーにはその程度の
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