第34話 日常に事件の影は潜むようです
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も魔王。何かしらの実力は持っている筈なのじゃ。
『なに、魔法先生を総動員すれば大丈夫でしょう。
こちらからも300人ほど兵を出しますので。では。』
むぅぅぅ、確かに教師陣からは討伐の動きが出ているのじゃ。
魔王と言う事が、唯一尻ごみさせている要因なのじゃが。そこに英雄の子が入るとなると、のう。
「……ワシも、久々に出る事になるかのう。
しかし、流石にネギ君には試験を受けて貰わんとの。」
Side out
Side 亜子
「ねー、ネギ君来て一週間くらいだけどさー。どう思う?」
校庭でバレーをしとると、まき絵がふと聞いて来た。
「ん、いいんじゃないかな?頑張っては居ると思うし。」
「教育実習生だっけ?授業はちゃんと出来てるし、いーんじゃない?」
せやねー。来年受験やけど、高畑先生と愁磨先生もおるし。
かわえーし、問題はあれへんよねー。
「確かに頼りないとは思うケドねー♪」
「それはしゃーないやんかー。ネギ君まだ10歳やで?」
「アハハハハ、勉強以外は教師と生徒交代で教えるとかー?経験豊富なお姉サマとして。」
「っとと、ゆーなってば。ちゃんとトス上げてよねー。」
転がって行ったボールを追いかけると、誰かの足に当たって、先に拾われてもうた。
「あ、すいませ――「誰が経験豊富なお姉サマですって?笑わせてくれるわね。」」
「あ、あなた達はーーー!!」
Side out
Side ネギ
「ネギ先生。いかがですか?研修の様子は。」
「あ、ハイ……。うぅ、愁磨さ…先生にいっつも怒られてばっかりで.....。
クラスのみなさんも、僕よりはタカミ…高畑先生か愁磨先生の所に相談に行きますし。」
「あらあら……でも、それは気に病む事ではありませんよ。
高畑先生はあの子達と長いですし、愁磨先生はあの通りですし。」
父さんの知り合いっては聞いてたから、強いとは思っていたけど、
町の不良さんをデコピンで倒しちゃうくらい強いとは思って無かったし、
勉強も実際に見て来たんじゃないかってくらい物知りだし・・・・・。
「うぅぅ、僕ってダメ先生だ……。」
「あ、あらあら……。」
「「うわーーーーん!!たすけてーーーせんせーーーーー!!」」
僕が落ち込んでると、職員室に飛び込んできたのは・・・
えーっと、和泉亜子さんと佐々木まき絵さんだった。って、ケガしてる!?
「どどどど、どーしたんですか!?」
「あ、ネギせんせー!高等部の人たちがーー!!」
亜子さん達に言われた場所に行くと、そこで口論してたのは
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