第34話 日常に事件の影は潜むようです
[3/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なっている。
しかし妙だな。なにか既知感、が――――!!!!
「アスモデウス!お、お前、村に居た時は、どっちだったんだ!?」
「う、うん。男だった、よ?しゅ、愁磨って両方イケる人なんだって、ちょっと安心したんだ。
性別変えられるって、気味悪がられて――――」
つ、つまり、あれか・・・・俺は、俺はあああああああああああああああああああ!!?!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・過ぎた事だ!忘れよう!!
そんな過去はどうでも良い!今はこいつの扱いを考えるんだ!!
「ハァ、分かった。とりあえずこいつはウチのクラスに入れるんだろ、ジジイ。」
「フォッフォッフォ、無論じゃ。」
「・・・・何が無論なのかは聞かないでおこう。
で、アスモデウス。お前のこっちでの名前ってなんだ?」
「もみじ・A・朱里!レヴィが考えてくれたの!!」
レヴィ・・・レヴィアタンか?
確かに、瞳も髪も真っ赤だからな。紅葉ってのは合ってるだろう。
だがしかし!
「いいか、アス……朱里。
自己紹介の時は『アスモデウス』じゃなくて、『エー』にしろ、分かったな?」
「ハーイ!あと、もみじって呼んでね!そっちが名前なんだって!」
「生徒の居ない所では、そう呼ぶ事にしよう。
っと。じゃあ、HRの時間だから俺は行くぞ。ついてこい、朱里。」
あれ?そう言えばネギが居な―――
「うわああああああああああ!!?!?寝過ごしちゃったよーーー!!」
・・・・・また遅刻か。たるんでやがるな。
Side out
――――――――――――――――――――――――――――――
Side ネギ
うぅぅぅぅ・・・・ボク、ダメダメな先生だ・・・・。
明日菜さんに酷い事言っちゃうし、愁磨さんと新田先生には毎日怒られるし・・・。
あ、また愁磨さんって言っちゃった。
「公私混同するなって言われても、そんな急には無理だよーー!!
僕十歳だし!!割り切れって言われても無理だよーー!!」
荷物を振りまわしていると、コロンと何かが――
って、ああ!これは!!『魔法の素丸薬七色セット(大人用)』!!
おじいちゃんが昔くれたの、ネカネおねえちゃんが入れてくれたんだ!
「よーーし!これを使って、二人にお詫びのもの作れば!!」
許して貰えるとは思えないケド・・・でも、今よりは良くなるよね!
薬学は学校で一位だったし!それじゃ、明日菜さんには―――
Side out
Side エヴァ
「スゥ……スゥ……。ん〜……。」
サラ サラ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ