第33話 主人公薬味は、主人公魔人と遭うようです
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う!!!」
「……ああ、俺も非常に悔んでいる。どうせなら辞めさせる程度はしておくべきだった。」
「あ、あはははは………。」
刹那からは、乾いた声しか出ない。
まぁ、私は既にそれすら出なくなっている。・・・それもそうだろう。
授業中に魔力を暴走させて神楽坂の服を吹き飛ばすわ、
宮崎を助けるためとは言え神楽坂に魔法がばれた揚句もう一回服を吹き飛ばすわ、
歓迎会の時大勢の前で読心魔法を使うわ、
パニックに陥って大勢の記憶を消し飛ばそうとするわ・・・・・。
最後のなんかは、愁磨さんが無効化していなければ、今頃20人以上の廃人が
生まれていた事だろうね・・・・・。
「「「「「「ああ、頭が痛い………。」」」」」」
「・・・・パパの邪魔・・・なら、『神虎』のえさ?」
「いや、まだだ……。明日菜は馬鹿でお人好しだから問題は無い。
何だかんだで秘密を守ってくれる……。それよりも、宮崎とその周辺だ。」
・・・まぁ、だろうね。
歓迎会の様子じゃ、少年を気になって・・・もう惚れているも同然みたいだしね。
「確かに、図書館島組は聊か面倒なのは確かだ。
宮崎・綾瀬は知識だけならば一人前。早乙女は観察力・洞察力がずば抜けている。」
「加えて、報道部の朝倉と仲良しじゃからな……。
ネギがあの調子のままな以上、情報収集・構築は烏兎匆匆。」
「鬱陶しいわねぇ〜……。
ナギとエルザの子供じゃなかったら、今すぐ八つ裂きにでもしてあげるのに。
って、あ、そっか!」
「どうしたのじゃ、ノワール。」
ノワールさんが、さも良い事を思いついたという表情を見せ―――
「危険そうな子達、皆八つ裂きに―――」
「「「ダメに決まってるだろ(るじゃろう)(だろうが)!!!」」」
「なによ、冗談よー……。」
「・・・・私は、良いとおm「アリア、お願いだ…。」・・・了解、真名。」
この家族、ツッコミとボケの入れ替わりが激し過ぎて疲れる・・・。
刹那がもう少し慣れてくれれば、鋭いのが入るんだがな・・・。
「ハァ………明日は何をしてくれるんだろうな?」
・・・・今から滅入ってしまうからやめてくれ・・・。
Side out
Side 木乃香
「もー!あんたのせいでバイトには遅刻するし学校には遅刻しそうになるし!
あんたなんか泊めるんじゃなかったわ!!」
「えうっ!?そ、それは僕のせいじゃないですー!」
もー、仲悪いなー。って言っても、時々コソコソ話ししとるから、
ホンマに仲悪い訳やないんやろうけど。
「いいって!!
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