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少年は魔人になるようです
第32話 吸血鬼と魔人達は再会するようです
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限時間3秒なよーいスタート。」

「魔法先生達に紹介させてくれんか!?」


24文字・・・やるな。


「死んだ英雄兼犯罪者をご披露させてどうするんだ?

それに今となっちゃ、俺は『白帝』じゃなく『アーカード』だ。お前に旨みはないさ。」

「む……。」

「安心しろ、今まで通り警備員はやってやるよ。んじゃ。」


言い残し、学園長室から出ていった。

ああ、待っててくれエヴァ!今すぐ行くからな!!


――――――――――――――――――――――――――――――

subSide 茶々丸


「マスター、新任の歓迎会に行かなくて宜しかったのですか?」

「フン、どうせ下らん教師だ。行く必要もなかろう。」


今日はマスターと一緒にいましたから、私も情報がありません。

まぁ、明日になれば分かることですが・・・


――コンコン


と、家のドアが叩かれました。

来客とは珍しいですね。ましてや、深夜――と言うにはまだ早いようですが。

マスターが学園側と話をつけていますから、此処には超鈴音くらいしか来ません。

と言うか、魔法先生達は来られませんから。


――コンコンコン

「茶々丸、夜分に訪ねて来る不粋者をさっさと追い返せ。」


ああ、いけません。取り敢えず出ないと。


ガチャッ

「……どちら様でしょうか?」

「初めまして、今日こちらに赴任した愁磨・P・S・織原と―――」

「にいさまあああああああああああああああああああああああああああ!!!」

「ブルァ!?」


・・・居間で紅茶を飲んでいたマスターが、急に飛んできました。

そのまま来た女性に飛びつき、一緒に飛んで行きました。

初めての現象ですので、どう言った対処方法を用いれば良いのか―――


「フフフ…あれは気にしなくていいわよ。それよりお茶、入れてくれるかしら?」

「・・・・ん。」


と、白髪の方の後ろに立っていたお二方に言われます。

説明はしてもらえそうですし、お茶を入れに行きましょう。


Side out
――――――――――――――――――――――――――――――



「兄さまぁぁぁぁぁあぁぁああぁぁ!!」

「お゛、おー、よしよし。」


鬼気迫る顔で特攻してきたかと思ったら今度は泣き出したエヴァを

抱き締めながら、これでもかと撫でる。・・・ああ、懐かしい感触だなぁ・・・・・。

成長しない筈の体だが、幾分か柔くなっている気もする。


「…………遅い。何をしていた。」

「何って……戦ったり、戦ったり……後は歓迎会?」

「何だと!?と言う事は、新し
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