第32話 吸血鬼と魔人達は再会するようです
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にしてやりたい。
寒い。冷たい。濡れて気持ち悪い。
「愁磨・P・S・織原と言います。科目は時間割りの通り、社会科。
頑張ってるおバカさんは助けますが、不真面目な人は狗の餌になって貰いますので。
……授業は、真面目に受けてくださいね?」
ハーイ・・・と返事してくれるが、概ね呆気に取られている。
掴みを間違えた様だな。・・・まぁ、いいか。
「コホン。と言っても、私語を慎めとか勉強だけしろなんて言いませんので。
あくまで授業は楽しく、がモットーですので、よろしくお願いします。」
そう言って軽く頭を下げると、漸くやんややんやと騒ぎだす生徒達。
「ハイハイ、他の所は授業中だから静かに。
とりあえず初日だし、授業か質問タイムかで多数決―――」
「「「「「「「「質問っタァァァーーーーイム!!!」」」」」」」」
「うん、完全にハモったね。でも、その前に転校生も紹介しないと。
アリアさん、入って来てください。」
呼びかけると、廊下にいるアリアとしずなさんが一緒に入って来る。
・・・・今は先生モードなんだから、未練がましい目で見ないでくれ!
抱きしめて機嫌を取りたくなるから!!
「・・・アリア・P・W・織原です。よろしく・・・。」
「それじゃあ、成績順番に質問あったらどうぞ。」
「ちょおっと待った、先生!!ここは報道部である朝倉和美に任せて頂きたい!!」
「あー、質問がまとまればそれで良いよ。じゃあ、15分以内に皆の意見を纏めてね。
よーい、スタート!」
「え、ちょ、いきなり!?ええい、先ずはゆーなから!」
―――10分後。
「よっし、じゃあ行くよ先生!!」
15分どころか10分でまとめ終わったよ。ふむ、少々評価を改めないとな。
「その1!性別・年齢・身長・体重・スリーサイズを!!」
「見ての通り男、現在23歳、174cm、69kg、えーと……74・59・77だね」
ま、まさかスリーサイズの為に『答えを出す者』使うとは・・・。
「「「「「「「「男おおおおおおおおおおおおおおお!!?」」」」」」」」
「……次、アリアの番だぞ。」
「・・・・13、歳?140cm、33kg・・・?66・45・70・・・。」
「お、男……!?貰っても微妙…いや、使えるか!!
その2!ハーフですか?付き合ってる人・結婚している人は!?」
「繋がりが見えない……。ええと、妻が二人と子が一人居る。
妻が二人って言うのは、故郷で一夫多妻・多夫一妻が法的に許されてたから。」
「・・・・私は・
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