暁 〜小説投稿サイト〜
【パズドラ】殴って、青龍カリンちゃん!
【パズドラ】殴って、青龍カリンちゃん! 五話 〜ヘラ降臨〜
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
びっくりしたっていうか……。カリン、大丈夫か?」
「こまけぇことは心配しなくていいネ! お兄さんがクリアしたんだから、それは我にとっても嬉しいことアル。ささ、お祝いパーティの準備できてるアル。早くしないとケーキが冷めちゃうネ!」
「今は温かいケーキなのかよ……」
 ……どうやら、俺が思っていたよりカリンは強い子だったようだ。
 彼女は、決して明るさを失ったりしない。水のような清々しさをいつまでも持ち続ける。
「それじゃ、新入りの分のケーキはあるんだろうな?」
「もっちろん! ささ、みんな中に入って!」
 もうお腹がペコペコだと言わんばかりに、今日のチームメンバーが我先にとリビングへと向かっていく。レディーファーストなのか、虹の番人だけは一番最後になるまで待っていた。残ったヘラが中に入るまで。
「あなたがヘラアルか? どうしたネ。早く中に入るよろし」
「いや、私は明るいところ苦手だから……」
「そんなの、ダンジョン出身ならみんなそうネ。じき慣れるアルヨ。さぁさぁ!」
 そういって、カリンはヘラの手を掴み、強引に家の中に連れて行った。
「まったく、本当に元気いっぱいだな」
「フォフォフォフォ」
 虹の番人は笑った。その仮面の下はきっと、幸せに包まれて――、
 って、最後はお前が締めるの!?
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ