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東方守勢録
最終話
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…願うならあなたの声から聞きたかったです。それももう叶わないんですね……残念です。

 でも……くよくよしていられませんね。使命を与えられたのですから……あなたとの約束を守ると。それに、幽々子様を守ることも……忘れてはいけませんでしたね。生きないといけないんですね。たとえあなたに会えなくても……。

 ですが、私も半人半霊です。いずれ死んでしまいます。それまで……待っててもらえますか?というか、待っていてください。

 必ず……守ってみせますから。私達の幻想郷を守ってみせますから……それまで待ってて下さい。








 最後に……私達をここまで連れてきてくれてありがとう……愛してます。


魂魄妖夢』








焚き火からでる煙を、少女は悲しそうに見つめる。

だが、その目には自分の進むべき場所が、くっきりと写りこんでいた。




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