暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン  〜生きる少年〜
序章  僕の選択
第一話   リンク・スタート!!
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2022年11月6日12時30分。僕は、自分で作ったご飯を掻き込み、自分の部屋へダッシュしていた。

理由は、今日、『ソードアート・オンライン』通称SAOの正式サービスがあるからだ。
正確には午後1時きっかりだけど、一秒たりとも遅れたくないので、急いでいた。

しかも親が遺してくれた一軒家に一人暮らし(正確には時々来るおばあちゃんを除いて)なので、いくら階段を走っていこうと、いくらゲームをやろうと怒られないという幸せ!

そして階段を駆け上がって二階の自室まで急ぐ。

そして、自室に着くなり、机の椅子の上に置いておいた、ナーヴギアというゲームハードを取り、ベッドに寝転がりながら、それを頭にかぶる。

そしてそのまま今か今かと時を待った。

12時59分50秒。

僕は心の中でカウントダウンを始める。

そして...!

「5...4...3...2...1...リンクスタート!」

カウントがゼロになると同時に、ゲームで言う、電源スイッチに当たる、言葉を口にした。

―☆―☆―☆―

顔や髪形はβテスト時と同じように、現実のと似ているパーツを当てていく。

そして、P,N(プレイヤーネーム)はソラにして、OKボタンを押す。その瞬間、一瞬視界が真っ暗になり、次の瞬間には、現実では見知らぬ街の中。

正確には、ここがSAOの始まる場所、第一層『始まりの町』だ。

歓声を上げそうになるのをこらえ、速攻で、ダッシュして路地裏の安い武器屋のところまで行く。

そしてそこで、片手用直剣と、曲刀を一本ずつ買う。
そして曲刀を装備する。
...まぁ片手剣は一応のためである。
それなら曲刀もう一本買えよ...って思った人もいるが...そこは気にしちゃ負け、ということで。

そして、そのままさらにもう一軒の路地裏の安い防具屋により、黒いコートを買っていく。
そしてそれも装備。

ちなみに、これ、防御力はちょっと少ないが、安い、ということで僕がβテスト時、買っていたものである。

ポーション類は初めからちょっとだけ持っているので、とりあえずはそれだけ。

そして、そのままダッシュで街の外へ行く。

やっぱり、人多いな〜。

さっきまで僕がダッシュで通ってきた道に、プレイヤーがかなりいる。

そして町の外に出て町の周りの草原をうろうろしていると、

『ブフォァッ!』

《フレンジーボア》という名のス○イム代わりの雑魚キャラがポップする。

「...じゃあ、合流する前に、ちょっとだけ肩慣らししておこうかな...」

腰を落として、右肩に担ぐようにして、曲刀を持つ。

これが既定のモーション。

曲刀がオレンジ色に輝く。

『プギー!』

そして《フレン
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