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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
外伝エピソード05
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来ていた。

「リオちゃんとコロナちゃんはいったんお家に戻って準備ね。家の人に挨拶するから車に乗ろうか」
「はーい」
「あ、じゃあ私も準備すませて行くー」
「ヴィヴィオにはお客さんが来るから少し待ってな」

ミウラ・ケイタは事前情報としてアインハルト・ストラトスが家に来ることを知っている。
対するヴィヴィオは何も知らないので疑問を顔に出していた。
丁度良いタイミングで家のチャイムがなった。

「こ、こんにちは」
「アインハルトさんだ!」

ヴィヴィオのお客はアインハルトちゃんだ。
異世界での訓練合宿に付いてくるという強者《ぎせいしゃ》である。
詳しい内容を伝えていないであろう感じのアインハルトちゃんは訓練合宿で地獄を見るだろう。
遊びながら訓練したり、訓練しながら遊んだり、訓練しながら訓練したりと身体を動かし続ける合宿なのだ。
挨拶もそこそこに、俺は車を出す準備をすることにした。



「スバル・M・ナカジマ防災士長、本日只今より四日間の訓練休暇に入ります」
「おう、頑張ってこいや。今回の訓練も例の執務官殿も一緒か?」
「はい、ランスター執務官と一緒にいろいろと鍛えなおしてきますよ」
「まあ、ミウラ・ケイタの訓練だから心配はないと思うが無茶はほどほどにな」

スバルの上司に当たる人物はミウラ・ケイタの事を尊敬している。
……若いのにいろいろと大変だろう。あの嫁たち相手に訓練つけたり、夫婦生活したりと普通の男なら死んでるぜ。

「無茶はするなと言うのが普通では?」
「あー、そりゃ無理だ。前例があり過ぎる。お前の旦那と嫁さんたちには管理局も頭を悩ませているからな」

夫婦喧嘩で管理局一部が破壊されるなんて良くある事で、むしろ一部破壊で良かった位だ。
身内の恥が一番損害食ってる気がするがそれ以上に成果と戦果を上げてるからたちが悪い。

「あはは、自重します。では」
「ああ、ほどほどにな」

スバルの上司は思う、無人世界カルナージは犠牲になったのだと。



皆で一緒のトレーニング&旅行ツアーが始まる。
これから四日間の素敵な地獄《イベント》が始まります。



訓練、修行、鍛錬。
楽しい、楽しい地獄の始まり。
配点:(ただの訓練です)





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