第15話 遂に麻帆良へ
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ヘキサグラム)、魔術師や呪術師が使うものは二重円に星型の五角形の魔法陣が魔力で描かれることになる。
もっとも、デバイスを通して使えるテラ式魔法の数自体少ないけれど………。
☆ ★ ☆
新たなパートナーデバイス「スサノオ」の完熟訓練を終え、麻帆良学園へ向かう。
スサノオのおかげで新たに空戦という分野が本格化したので、リニスに教導してもらった。
原作でフェイトをあそこまで育てただけあって、かなりキツイ訓練だったがなんとかすずかと2人でやり遂げた。
高速戦闘とか、分身体が別々の訓練をしていたのだけれども、経験を統合した時、どの分身体も何度も撃墜してたのは笑うしかなかった。
「ネギま!」の原作だと空戦は「虚空瞬動」ぐらいしか方法はなかったので、空戦で高速戦闘できるのはかなりのアドバンテージと言えるかもしれない。なお、オレもすずかも「虚空瞬動」はマスターしている。
☆ ★ ☆
さて、11月11日、遂に麻帆良学園へ新任の数学教師として訪れる。
事前にもらった指示書には「ホームルームが8時半から」としか書いてなかったが、その前に職員会議とかもあるだろうと7時に着くように訪れる。
当たり前だが、この時間では部活の朝練の生徒ぐらいしかいないので、通勤用の路面電車も空いており、門をくぐっても遠くに部活のかけ声が聞こえるぐらいだ。
リニスには別行動で学園の近くで待ってもらっている。
守衛さんに挨拶し、事情を話し、学園長室の場所を聞くとまだ来ていないとのこと。
人の良い守衛さんは職員室に連絡を取ってくれ、そちらに向かうこととなった。
新田と名乗る初老の先生(いかにも厳格そうで在校生よりも卒業して十何年経った後の卒業生に人気がありそうな先生)が迎えに来てくれた。
確か原作で生徒達にカミナリを落としてた先生だよな。
職員室に入り、程なく先生方の朝礼が始まり、多くの先生を前に挨拶をした。その後、これからの仕事場になる机の場所を教えられ、持ってきた鞄から荷物を入れる。
話しが事前にあっただろうとは言え、9歳児の先生を少し戸惑うだけで認めてしまうとは、麻帆良の認識阻害の結界は本当にやっかいである。
朝礼後、おとなしく先生方の雑談を聞いていると学園長が来たようで、高畑先生が呼びに来た。
呼びに来るのは良いけど、高畑先生は朝礼に参加してないけど良いのかな?
一部で「ぬらりひょん」と表現される学園長の頭の形に驚き、ビクッとする。
彼こそが麻帆良学園の理事長であり、学園最強の魔法使いで、関東魔法協会の理事も務めている、近衛近右衛門だ。
最近の一方的な東西融和を謀る
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