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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter12「最強の継承者」
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携が作戦成功の鍵を握っている。
「「「「はい!!」」」」
フォワード達もはやての自分達に寄せている期待を感じ、力強く返事をする。
その様子を見たルドガーははやては本当にいい部下に恵まれているなと感じ、場違いではあるが微笑む。
『よしっ!いいお返事や!シフトはAの3、グリフィス君は隊舎での指揮、リインは現場観戦。なのは隊長、フェイト隊長は現場指揮。ルドガーはフォワードのサポートを』
「了解だ、八神部隊長」
普段とはまた違う真面目な表情であえて部隊長と自分の事を呼ぶルドガーにはやては頼もしいさを感じて、少しだけ笑顔になる。だがそろもすぐ引き締まったモノに戻る。
『ほんなら、機動六課フォワード部隊並び特務エージェント、出動!!』
それが合図となりデバイスルームにいた前線メンバーとルドガーは一斉に動き出す。
「待ってくださいルドガーさん!」
「 ? 」
デバイスルームを後にしようとしたルドガーをシャーリーが呼び止めどうしたのかと尋ねる。
するとシャーリーはある物をルドガーに渡した。
「銃装着用ワイヤーアタッチメントです。リニアレールに乗り込む際はリイン曹長がルドガーさんをリニア上に魔法で降下させてくれますが、万が一ルドガーさんが渓谷に落ちた際はこれがルドガーさんの命綱になってくれますよ♪」
「降下?まさかと思うがヘリから飛び降りるのか?」
「そうですよ!けど安心してください。確かに大分高い高度から飛び降りる事になりますが、今言ったようにリイン曹長がルドガーさんをリニア上に運んでくれますから心配は無用です!」
「………」
リインを信用していない訳ではないがやはり飛び降りたら只ではすまない高さからバンジーするのは抵抗がある。だがぐずぐず言っている暇もない為、素直にアタッチメントを受け取り、六課のヘリポートまで走る。ヘリポートに着くと既にヘリのエンジンが動いておりいつでも発進できる状態でルドガーが乗り込むのを待っていた。半ば飛び込む形でヘリに乗り込む。それから1分もしない内にヘリはヘリポートから離陸し作戦区域まで飛翔開始。ヘリの中ではなのはとリインが現地での対処と役割を確認し合っていた。どんなに万全な状態で任務に望んでも何が起こるかはわからない。隊長という職務は常に如何なるイレギュラーに見舞われても迅速に対応しなくては、任務達成どころか部下の命を危険にさらしてしまうのだ。決して抜かりがあってはならない。
フォワードの4人はやはり初任務だけあって緊張しており、あのティアナでも座ってうつむいているのだ。
(まぁ緊張して当たり前かぁ)
これから赴く場所は戦場だ。訓練のようにミスを簡単にできはしない。それはバリアジャケットを装備したとしても危険に変わりはない。一歩間違えれ
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