暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。
第一部
誓う言葉
大好きだよ。3
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
になれよ」


何で・・・アンタなんかに・・・恋に落ちちゃったの・・・?


何で涙が・・・出てくるの・・・


リノ「ッ・・・エースが・・・悪いじゃん・・・!!」


エース「ッ・・・」


何でそんな事言うの・・・!!


何で・・・何で・・・?


リノ「あの時・・・エースが・・・!!」


あたしと同じように泣いているエースの前に立つと、


エースはあたしを見上げるように涙を流していた


リノ「あたしが海軍だからって言って・・・別れを告げたんでしょ・・・!?

なのに何で!?何で泣く必要があるの!?

だって嫌いな"海軍"の人間から離れられたでしょ!!?」


エース「・・・リノ・・・」


リノ「あたしだって海軍になんてなりたくなかったのに・・・!!

海軍の人間って思われるのが嫌で・・・コンプレックスだったのにさ・・・!!

自由に生きたいって言って何が悪いの・・・?」


自由に生きたかっただけで


海軍になんて入りたくなかった


白髭が父親じゃなければ良かったのに・・・


あたしが普通の家庭に生まれてればこんな事にはならなかった


あたしが白髭の娘じゃなかったら・・・エースの事は指名手配書ぐらいで存在を知って、


恋に落ちる事だってなかった


リノ「なんで・・・なんで・・・?

なんで他の男と幸せになれとか言うの・・・?」


エース「俺だってッ・・・!!

リノが他の男と一緒にいるとこなんて見たかねーよッ!!」


リノ「だったらなんでそういう事言うの!?」


エース「お前が好きだからだッ!!」


リノ「!?」


アラバスタから出て船の上でエースがあたしに好きって言ってくれた時とは違って


真っ直ぐ力強い目であたしを見上げた


エース「手放したくなんかねェよ!!こんなにも好きになったのは・・・リノだけなんだよ!!」


リノ「だったら・・・何で・・・」


エース「俺が死ぬ事で・・・お前はまた、泣くんだろ・・・?

俺に出会わなければ良かったって自分を責めんだろ・・・?」


何でそんな事・・・分かるの・・・?


何であたしの事を分かったように言うの・・・?


男は誰も一緒だと思ってたのに・・・


ずっと、ずっとずっと・・・一緒だと思ってたのに・・・


リノ「っ・・・」


なのに大嫌いな男にどうして・・・?


リノ「何で・・・好きになったんだろ・・・」


声が外に漏れてたらどうしようって思って


窓の外に写る海兵たちに気を集中させようとしても



[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ