第30話 一行は麻帆良に入るようです
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ゃしのう。」
「ならば、善意以外を持って私達に攻撃・言動して来た場合にのみ、
これを適用、でどうじゃ?それ以外は一般人で良い。」
「それじゃったら問題無い、かのう?
加えて、其方から手を出したりそうなる様に煽った場合も適用は無しじゃぞ?」
「まぁ、それならこちらも問題無い、かな。」
事実、エヴァンジェリンがそうじゃからのう。
あれと同じ処遇と言う事で問われても、押しつけてしまえば良いからの。
「さて、もっと詳しい話しになるが――――」
しかし、嫌な予感がするのう・・・・・・。
Side out
Side 愁磨
あれから数ヶ月経ち、俺達は学区内では知らぬ者のいない教師となった。
俺は『微笑赤点の織原』とか呼ばれてる社会科教師。
ノワールは養護教諭(白衣万歳!)で、休み時間は生徒が途絶えないとか。
アリカは外国語教師(赤メガネ着用)で、古めかしい言葉がつぼるらしい。
アリアは初等部3年で、何故か登下校中周りに来た男子共がデストロイされるらしい。
「ああ、寒い寒い。日本より余裕で寒いんだが。」
そんな事を継続しているのは俺の分身であって、本体である俺は数ヶ月前から
ウェールズに滞在中。何故かと言うと―――
「愁磨さん、ここに居たのですか。探してしまいました。」
「およ、ネカネちゃん。久しぶりだね。学校はどうしたの?」
「はい。休校日とかが重なって、ちょっとした休みになったので。
ネギから手紙で、しゅ、愁磨さんが来ていると……。ですから、その……。」
もう17なんだから顔を赤らめてモジモジしないでくれ。
抱きしめたいくらい可愛いじゃないか。
ネギは、ちゃんと生まれてきた。・・・何故か、危険な臭いがするが。
ナギにエヴァの方を頼む代わりに、こっちを引き受けたって訳だ。
「あ、すいません。ネギの様子を見に行かないと……。」
「この間池に自らぶっ込んだばっかりだもんな……。頑張れ、お姉ちゃん。俺も後で行くよ。」
「はい、ありがとうございます。
愁磨さんも、何時までも外に居たら風邪を引いてしまいますよ。」
丁寧にお辞儀して去って行くネカネちゃんに、手を振り見送る。
・・・・・ん?冬、雪の日、ネカネちゃんの帰省・・・。まさか、今日なのか?
―――――――――――――――――――――――――
Side 少年
「ピンチになったらあらわれる〜♪どっこからともなく〜♪」
ぼくのお父さんは、えいゆうって言って、すっごくえらい人なんだって。
一回も会ったことないけど、き
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