第29話 魔人はフラグを立てるだけのようです
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な!
折角夏休みなのに。……もっと、シュウマ様と遊べると思ってたのに……。」
そんなにションボリされると困るんだがね?
・・・・・ああ、『様』が付いてるのは、俺のファンクラブさんだからだ。
No.1から順に、アリカ、ノワール、アリア、テオ、ネカネちゃん。
うん、聞いた時は色々ツッコミ入れたくなったのは割愛。
「…………………の、ノワールさん、アリアさん?」
「ハァ……。私は別に構わないわよ。」
「・・・・ん、わたしも、いいよ。」
「と言う訳で、全会一致で夏休み終わるまで居るから。泣かないでくれ。」
「な、泣いていません。……ありがとうございます。」
いらんフラグかな、やっぱり?
・・・・まあ、女の子が悲しんでるよりはマシかな。
Side out
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――とある取引
「『では、これで文句は無いのであろう?』」
「……ええ、これで良いわ。これでアスナちゃんを渡してくれるのよね?」
「『無論だ。だがしかし、そちらが約束を破った場合……。』」
「ああ、分かってる。お前も約束は守りやがれ。」
あーあ、愁磨に怒られちまう、かな?
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Side ガトウ
俺達は愁磨の話を聞いた後、再び集まって話し合った。
議題は、『『造物主』を信用していいのか?』
・・・愁磨が信じていたからには、一応信用出来るとは俺は思った・・・が、
しかし、ナギの一言で俺達の対応は決まった。
『あいつは、最後で裏切りそうだ。理由がどんなのがあったにしても、
世界を終わらようとした奴は信用出来る訳がねえ。』
『造物主』との事は愁磨とゼクト、ナギ、クルトが一緒にやる事になった。
そして俺達は、水面下の事を調べ始めた。そして――――
ド ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ !!!
「タカミチ!!嬢ちゃん連れて逃げろ!!」
「で、でも師匠は?!」
「弟子に心配される程、落ちぶれたつもりはないぞ!それに、守りながら戦うのは苦手なんだ!」
悪魔の攻撃を防ぎながら、タカミチに叫ぶ。
『造物主』の事を探っていると、これだ。既に同じ状況が10回を越えた。
いつもなら雑魚が大量に出て来て、タカミチと協力して倒せるんだが――
「如何した、人間よ。余所見をしていて良いのか!?」
「少しは待ってくれてもいいと思うんだが?」
今回は、相手が強過ぎる。伯爵級か・・・あるいは侯爵級の力を持っている。
侯爵級=地獄の門番と考
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