暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第29話 魔人はフラグを立てるだけのようです
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
な!

折角夏休みなのに。……もっと、シュウマ様と遊べると思ってたのに……。」


そんなにションボリされると困るんだがね?

・・・・・ああ、『様』が付いてるのは、俺のファンクラブさんだからだ。

No.1から順に、アリカ、ノワール、アリア、テオ、ネカネちゃん。

うん、聞いた時は色々ツッコミ入れたくなったのは割愛。


「…………………の、ノワールさん、アリアさん?」

「ハァ……。私は別に構わないわよ。」

「・・・・ん、わたしも、いいよ。」

「と言う訳で、全会一致で夏休み終わるまで居るから。泣かないでくれ。」

「な、泣いていません。……ありがとうございます。」


いらんフラグかな、やっぱり?

・・・・まあ、女の子が悲しんでるよりはマシかな。

Side out





=====================


――とある取引




「『では、これで文句は無いのであろう?』」

「……ええ、これで良いわ。これでアスナちゃんを渡してくれるのよね?」

「『無論だ。だがしかし、そちらが約束を破った場合……。』」

「ああ、分かってる。お前も約束は守りやがれ。」


あーあ、愁磨に怒られちまう、かな?



======================



Side ガトウ


俺達は愁磨の話を聞いた後、再び集まって話し合った。

議題は、『『造物主』を信用していいのか?』

・・・愁磨が信じていたからには、一応信用出来るとは俺は思った・・・が、

しかし、ナギの一言で俺達の対応は決まった。


『あいつは、最後で裏切りそうだ。理由がどんなのがあったにしても、

世界を終わらようとした奴は信用出来る訳がねえ。』


『造物主』との事は愁磨とゼクト、ナギ、クルトが一緒にやる事になった。

そして俺達は、水面下の事を調べ始めた。そして――――



ド ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ !!!
「タカミチ!!嬢ちゃん連れて逃げろ!!」

「で、でも師匠は?!」

「弟子に心配される程、落ちぶれたつもりはないぞ!それに、守りながら戦うのは苦手なんだ!」


悪魔の攻撃を防ぎながら、タカミチに叫ぶ。

『造物主』の事を探っていると、これだ。既に同じ状況が10回を越えた。

いつもなら雑魚が大量に出て来て、タカミチと協力して倒せるんだが――


「如何した、人間よ。余所見をしていて良いのか!?」

「少しは待ってくれてもいいと思うんだが?」


今回は、相手が強過ぎる。伯爵級か・・・あるいは侯爵級の力を持っている。

侯爵級=地獄の門番と考
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ