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【新約】魔導循環〜Magical circulation〜
Tercera historia/ Diablo citaci?n
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第三の壁は意志を封じ》,
bandt veggene i den fjerde kjede dig
(
第四の壁は汝を縛鎖する
)
.」
少女の周りの魔法陣のうち、四つが輝き始める。
召喚されたディアブロを自らの
僕
(
しもべ
)
として遣う、縛鎖系の術式だ。本来この術式は悪魔の召喚にふさわしくはないが、全てを封じて完全な下僕としてしまえば何の問題もない。
術式は次の段階、悪魔の召喚に移る。ディアブロは通常の悪魔とは違う言語での召喚術式を組まなければならない。そのため、思考を切り替えて別の言語を自らの言語としてスロットする。
「――――
Diablo Ven del purgatorio
(
煉獄より来たれディアブロ
)
.
Tu Shi siervo atado a mi cadena de amarre
(
汝は我が縛鎖に縛られし下僕
)
.
Nuestro Se?or tu
(
我は汝の主
)
.
Nos v?rtices
(
我は頂点
)
.
Vengo y ni?o del cartel de la sangre fresca
(
出でよ、鮮血の申し子
)
.
Caballero Oscuro del purgatorio
(
煉獄の闇騎士
)
.
C?ncer de licitaci?n, convocada raza "Diablo": nombre propio "Erigoru".」
直後、少女の横たわるベッドの下の、ひときわ大きな魔方陣が輝き始める。
部屋が真紅の光で染め上げられる。
少女の周りに、どす黒い瘴気が立ち上り始めた。
「く、黒輝くん……?」
少女が何かを感じ取ったのか、震え声を漏らす。
魔方陣がひときわ強く輝く。
そして―――――
くすんだ黒銀色の斧の刃が、少女から突き出した。
「はぅ!?」
その鮮血が徐々に上に持ち上げられる刃をつと流れ落ち、ゆっくりとあらわれる腕に伝った。
徐々に、徐々に、煉獄の闇騎士が姿を見せていく。
「くろき、く、ん……」
少女が涙と血でぐしゃぐしゃになった顔をこちらに向けてきた。
クロキは笑顔でその顔を見つめ返し、言った。
「今まで楽しかったよ。生贄になってくれてありがとう」
直後。
ぶしゃぁ!!という激しい、グロテスクな音と共に、少女の体が内側から爆散した。
どす黒い瘴気と、鮮血と脳漿が部屋中にまき散らされる。
「来たか、エリゴール」
瘴気の奥に影を見つけ、クロキは呟く。
しかし。その影が放った言葉は、クロキが想像していたものとは違った。
「全く。
妾
(
わらわ
)
を強引に召喚し、あまつさえ縛ろうなどとは
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