第59話 イカロスの翼
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みなと別れてしばらく歩いていると、
?「お待ちしていましたっ!」
長い黒い髪の毛を高い位置でお団子に束ね、赤いめがねをかけて、白衣をピシッと着こなした女が歩いてきた。
H「私はMs.H。話はジョニー博士から聞いてるわ。」
それなら話が早い。
H「さぁ始めましょうか。科学と妖精、どっちが勝つかしらねぇ?」
エ「それには答える必要がない。」
ショ「結果はわかって当然だ。」
私たちが勝つとゆう事だ。私は黒羽の鎧に換装する。
エ「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
空中に飛び上がり剣を振りかざす。すると、Hは腕を私に向けると、
H「水魔法、水圧!」
ものすごい風が私の攻撃を抑える。な、なんとゆう威力だ・・・
バギッ!!
ショ「黒羽の鎧が・・・」
壊滅しただとっ!!?
ショ「分身!!」
ショールが2人に、4人に、8人に、12人に分かれた。12人のショールが一斉にHに襲い掛かる。だが、Hは、
H「水魔法、水圧!」
ショ「グワァッ!!」
Hの真上で攻撃するチャンスを待ち構えていたショールに攻撃をした。
ショールは地面に叩きつけられる。
ショ「そんな・・・な、何で・・・わかったんだ・・・?」
H「気配を消したとしても、この私には一切通用しないわ。」
どうやってショールの気配を感じたのか知らんが、かなり厄介な相手だとゆう事は分かった。
H「今度は私から。水魔法、津波!」
勢いよく波が私とショールに襲い掛かってくる。私はすぐさま海王の鎧に換装し、津波を食い止める。
H「さすが妖精女王(ティター二ア)でも・・・」
バギッ!!
エ「うあぁぁぁっ!!」
このままでは・・・
H「可哀想に・・・」
突然、Hが変な事を言い出した。
H「太陽に近づきすぎて、羽は焼け落ち、そこに残るのは屍のみ。あぁ、なんと残酷なの・・・これはまるで、イカロスのよう・・・」
イカロス?ギリシャ神話に出て来るあのイカロスか?
H「あぁ、私は2人の妖精の羽を焼き尽くしてしまうのね・・・」
Hは手を組むように胸に手を当て、私たちから顔を背ける。背けた顔は、悲しそうな顔ではなく、勝利を勝ち誇った悪魔のようだった。
エ「それはつまり、私たちが貴様に負けるとゆうことか?」
H「えぇ。イカロスのように、散ってゆくのです。」
エ「勝手に人の未来を決めるなっ!!私たちには、妖精の尻尾には、負けとゆう言葉など存在しないっ!!」
私は天輪の鎧に換装し、
エ「舞え、剣たちよ・・・循環の剣ッ!!(サークルソード)」
銀色に光り輝く無数の剣が、回転しながらHに襲い掛かって行く。
H「無駄な事を。
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