第58話 からくり仕掛けのバトル
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・・トーヤさんを・・・!!
ト「え?ウェンデ・・・グワァァァッ!!」
ミ「ぐっ!!」
シャ「ちょっとウェンディ!何やってんのよっ!!?」
ウェ「わ、私にも、分かんない・・・か、体が、勝手に・・・」
止まることなく私の体は勝手にトーヤさんを攻撃していきます。
K「天空の巫女は今は僕の操り人形さ。手っ取り早く、からくり通路でダメージを負った怪物(モンスター)を先に始末しようと思ってね。さぁ、どんどんやるんだっ!!」
Mr.Kが腕を動かすのと同時に、私の体は本物の操り人形のように動き、トーヤさんを攻撃していきます。
ト「ウワァァァァァッ!!!ガッ!!グワァァァァァッ!!!ドワァァァァァッ!!アァァァァァァァァァァッ!!!」
ご・・・ごめんなさい、トーヤさん・・・
ト「ミ・・・ミイ、ラ・・・Kの、動き、を・・・封じるんだ・・・!」
ミイラさんの体から包帯が伸び、Kの体を巻きつけます。
K「しまったっ!くそっ!離れろっ!!」
それと同時に私の体も自由になりました。今のうちに・・・!!
ウェ「天竜の・・・咆哮ッ!!」
K「な、何ッ!?ダァァァァァァァァァァァァッ!!!」
な、なんとか勝つことができました。
ウェ「トーヤさんっ!!」
私とシャルルとミイラさんはトーヤさんに駆けつけます。
ウェ「トーヤさんっ!!」
ト「ウェ・・・ウェン、ディ、さん・・・シャ、シャルル、さん・・・ミイラ・・・」
シャ「ちょっとっ!しっかりしなさいよっ!!」
ミ「ぐっ!!」
トーヤさんは呼吸をするのも辛そうです。私の瞳から涙がこぼれ落ち、トーヤさんの頬に落ちました。
ト「ウェ、ウェン・・・ディ、さん・・・?」
ウェ「ゴメン・・・ナサイ・・・私・・・私・・・!」
涙が、震えが、止まりませんでした・・・すると、私の震えている手に、トーヤさんはゆっくりと手を重ねると、
ト「ウェ、ウェンディ、さんの・・・せいじゃ、あり、ま、せん・・・ぼ、僕は・・・だ・・・大丈、夫、です・・・」
ウェ「トーヤさんっ!!!」
トーヤさんは気を失っていました。
シャ「勝手に人を操って仲間を傷つけようとするなんて最低なやつねっ!!」
ウェ「ミイラさん、トーヤさんを背負ってくれませんか?」
ミイラさんは頷くと軽々トーヤさんを背負いました。そして私たちが来た道を戻ろうとすると、
K「・・・ま、まだ、だ・・・」
K以外「!!!」
驚いて振り返ると、荒い呼吸の中、必死に立ち上がろうとするKがいました。でも、Kの体からは血ではなく、火花が飛び散っていました。
K「・・・おr、tちg、負けr、hずなd・・・あるはzg、nい・・
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