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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0302話
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ったのか、不承不承頷くのだった。
 それを確認してから近右衛門が懐から封書を取り出す。

「ネギ君、君の仕事は先程も言った通りにこの親書を運ぶ特使として関西呪術協会の長に渡す事じゃ。もしかしたらそれを妨害する相手もいるかもしれん。……まぁ、アクセル君も言っていた通り、魔法には秘匿義務がある以上は一般人に被害を出すような真似はしないじゃろうが……もしそういう事態になったのならアクセル君と協力して対処して欲しい。聞いての通り、ネギ君にとってはなかなかに危険な役目となるじゃろう。それでも引き受けて貰えるかの?」
「はい!」

 近右衛門の言葉に、元気よく頷くネギだった。

「フォフォフォ。いい顔をするようになったのぅ。エヴァとの模擬戦の結果が早くも出た、という所じゃな」
「……色々と勉強になった戦いでした」
「そう言って貰えれば、儂も模擬戦を企画した甲斐があったわい。……ちなみに、ネギ君。京都と言えば木乃香に魔法バレはしておらんじゃろうな? 儂はいいんじゃが、木乃香の親の方針でな。なるべく魔法に関しては触れさせたくないらしい」

 深刻そうな顔でネギへと尋ねる近右衛門だったが、その本心を俺は既に知っている。ただ、その件に関しては俺も近右衛門と同意見なので黙って成り行きを見守っていた。

「はい、その辺は大丈夫です」

 そう答えたネギに、近右衛門が若干残念そうな顔をしたのは俺の穿ちすぎだっただろうか。

「では、修学旅行は予定通り行う事とする。4人ともご苦労じゃったな」
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