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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
お盆会
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が作ってるんだ。
「…倉持技研の人達が織斑君の専用機に人員を回してるから…それに…姉さんを超える為に…一人で完成させる」
「…簪。お前が姉を超えたい理由って何だ?」
「…姉さんはなんでも出来るし完璧な人だし、誰からも尊敬されてる…何もできない私の事引き立て役にしか思ってないから私は」
ドスッ!俺は簪の頭にチョップを入れて、簪に話を中断させた。
「簪。姉ちゃんに対して反抗期なのはお前の年を考えれば、あるのは分かる。けど、アイツはお前の事を引き立て役だと、思って無いし、アイツは完璧な人間じゃない。例えば」
「真理、ここにいたか!刀奈が大変な事になってるぞ!」
俺が簪に刀奈について話そうとすると満月さんが切羽詰まった顔で俺を探しにきた。刀奈に何かあったみたいなので、簪を連れて宴会場に急いで戻ると酔いつぶれていた刀奈が虚さんのひざで寝ていた。
「何ですかこれ?」
「実はな、お前がトイレに行っている最中に刀奈が間違いてお前のコップに入ってた白ワインを飲んで酔っ払ってな。今は酔いつぶれているがさっきは暴れてたんだぞ」
「焼酎飲めるくせに何で白ワインは体質に合わないのかねコイツは?」
よく見ると大人達は動かず見ているだけだったみたいで今も酒を飲んでるし。
「はぁ一。しゃーない俺が部屋まで運ぶから簪は布団を挽いてくれないか」
俺は虚さんから刀奈をもらいお姫様抱っこをして持ち上げると天緋と本音を筆頭に子供達は口笛を吹いたりして茶化したりしてきて、満月さんと虚さんに叱られ始めた。俺と簪は宴会場を出て刀奈の部屋に向かった。
「簪、さっきも言ったけどコイツは完璧なんかじゃない。コイツは編み物下手で白ワインもろくに飲めないただのシスコンだよ」
「…そんなことは…」
「ふふっ簪ちゃんまた一緒に裸で添い寝しよーね」
とんでもない寝言をはっきり言ってる刀奈に対して簪は顔を赤めながら俯いてしまった。
「ま、まぁコイツがシスコンなのは、分かったろ」
「真理も簪ちゃんばかり裸で添い寝してるからってそんなに妬かないの」
「コイツはいっぺんこのまま池に落としたみよか」
俺は更識家の鯉池に落とそうと考えていると刀奈の部屋に着いたので池に落とすのは諦め、布団で寝かせる準備を始めた。布団を敷いて間もセクハラみたいな寝言を言ってる刀奈に簪は戸惑っていた。布団でようやく寝かせると刀奈はまだ寝言を言い始めた。
「真理。もう、どこにも行かないで」
「それは出来ないかも知れないけど、どっかに消える時はお前も連れてくよ」
俺はそう言って部屋を出ようとすると次は簪に対する寝言を話した。
「簪ちゃん。…これからも毎日、毎日楽しく遊ぼうね」
それを最後に刀奈は静かになっ
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