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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
vs十六夜
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このコミュニティのメンバーの実力を知ることだからな。」
そのまま、二人は距離を開け、お互いに向かい合う。
「最後に、もう一個質問いいか?」
「さっさとしろよ。」
「何で、あいつらここにいるん?」
気づくと、黒ウサギにジン、飛鳥、耀と主要メンバーが集まっていた。
しかも、観客席っぽいのを作って。
「俺と一輝がバトルっていったら見に来た。」
「・・・そういや、誰にも俺のギフト見せてなかったな。」
黒ウサギたちは、一輝のどうでもいいギフトは見ているが、メインのギフトは見ていないのである。
「そういや、それってオマエのもじゃね?」
「確かに、俺の実力を知ってんのは、いねえな。黒ウサギは知ってるほうだが。」
男性陣、ぜんぜん実力見せてねえな。
「さてと、武装も終わったし、もういつでもいいぞ。」
「・・・一輝君。一つ質問いいかしら? 」
「そろそろ十六夜が、我慢の限界になりそうだから手短によろしく。」
何度も延長されてるからな。
「じゃあ手短に。あなたの武装というのはそれらのことをさしているのかしら?」
飛鳥は一輝が腰にぶら下げた水の入ったペットボトルなどを指差す。
大体、富士蔵村で装備したものから日本刀を抜いたものがある。
「そうだよ。どう使うかは見てからのお楽しみで。」
「さすがにもうはじめるぞ。」
「どうぞどうぞ。」
十六夜はポケットからコインを取り出し、コイントスをする。
そして、コインが地面にはねた瞬間、十六夜は一輝に向かって殴りかかり、一輝は十六夜に向かって水の刃を飛ばす。
結果、十六夜の拳によって水の刃は破壊された。
「何だ、その出鱈目は!?」
「オマエが言えたことかよ!!」
一輝は、自分の周りに水を漂わせ、左手に炎をまとい、右手に酸素と水素の混合気体をまとった。
「面白そうだな、オイ!」
「オマエの出鱈目もな!」
一輝は水の刃を放ち、鎌鼬を放ち、炎を放ち、爆発を起こすが、どれも十六夜に傷一つつけなかった。
それどころか、それらを石ころ一つで貫いてきた。
「あっぶねえモン投げつけてくるな!」
「こっちが投げたのはただの石ころだ! 」
「本当に、ありえねえだろ、オイ!」
一輝は武器を変えた。
今までの装備を全て捨て、ギフトカードを掲げる。
「式神展開!“攻”ならびに“武”!」
一輝のギフトカードから鎧武者の式神が二体、日本刀が二本出てきた。
一輝は鎧武者二体を十六夜のほうに向かわせる。
「時間稼ぎくらいには「オラァ!」って、一瞬で破壊した!?」
一撃で粉砕された鎧武者たちは、紙に戻り、一輝のギフトカードの中に入っていく。
「こいつら、弱すぎないか?」
「一応、妖怪退
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