第3話
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分の部屋に戻る。僕を自分の部屋に戻った。
「それで、なんでいるんですか? リアス先輩」
「ナギと一緒に寝るからに決まっているでしょう」
はぁ・・・・・・。すでに決定事項なんですね。僕と寝ることは。前にもいつの間にかリアス先輩が潜り込んできたときがあったが、僕のベッドは一人用なのだ。二人では寝られなくもないけど、密着しないとまず寝ることはできない。
だが、そんなことを言ったところでリアス先輩が諦めないことは、長くはない付き合いだが理解している。僕が折れるしかないのだ。
「この際、寝ることに文句は言いませんから服は着てくださいよ?」
「ナギ、私は寝るときに服は―――」
「O☆HA☆NA☆SHIしますか?」
「わかったわ」
リアス先輩の発言を遮って言うと、額に汗を浮かべながらリアス先輩は了承してくれた。
「わかってくれてうれしいです」
「そう・・・・・・。(さっきの目は本気だったわ・・・・・・危なかったわね)」
いざこざはあったが、寝ることになったのでベッドに潜り込む。リアス先輩は紅い髪と同じネグリジェを着ていた。ネグリジェから透けて見える胸は裸の時よりエッチだった。何か着てくださいと言ったのは僕だったが、これは逆効果だったかもしれない。
「それじゃあ、お邪魔するわね」
そう言ってリアス先輩もベッドに入ってきた。シングルベッドに2人で寝るので密着率が半端ない。それにリアス先輩は女性らしい体つきをしているので、柔らかい感触がいたるところから感じられた。
「よいしょっと。ナギ、おやすみなさい」
そしてリアス先輩は僕の右腕に抱き着いてきた。腕が胸に挟まれてとても――――やめろ、考えるな・・・・・・。考えたら理性が死ぬぞ!!
球技大会もあったので、リアス先輩はすぐに寝息をたてはじめるが、僕はそれどころではなかった。
(今日は・・・・・・・・寝られるだろうか?)
そんなことを思いながら、まぶたを閉じた。
結局、女の子特有の柔らかい感触のせいで、深く眠ることはできなかった。寝不足になったのは言うまでもない。
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翌日。深く眠ることができなかったので、寝不足なのは言うまでもない。しかも、寝ている最中に服を脱いだのか、朝起きた時のリアス先輩は何も来ていなかった。思わず、大きな声を上げてしまい、兄さんたちに誤解されたのは言うまでもない・・・・・・。
そして、現在は昼休み。つまり昼食の時間だが、眠くて食事をとる気にもなれなかった。いつも昼食を食べる友人にもそう言って、この昼休みは睡眠に充てることにする。僕は机に突っ伏した。
「ナ・・・・・ん、
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