第26話 姫と騎士は離れてしまうようです
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整列・敬礼・逃げ足を迅速にこなし、兵士達は去って行った。
後に残ったのは、俺とエルザさんのみ。
「あ、あの、愁磨さん……。なぜ逃げないのですか?私に構わずとも……。」
「いや、俺がやりたいだけだから気にしないで良いよ。
それに、こっちの方が面白いしね。」
「……捕まっているのに、ですか?」
そうだよ、と言い天窓を見上げる。
後先考えないでとりあえず入って来てしまったが、二年間は長いよなぁ・・・・。
今まで暮らした1/400とは言え。今頃あいつ等は、どっかに隠れながら作戦でも立ててるのかね?
俺が牢屋入りしたのは介入可能か調べる為と言うのもあったが、
これが果して過去の介入結果なのか、始めから介入出来たのか・・・。
「はてさて、鬼が出るか蛇が出るか……。」
今は何も分からないが、とりあえず今は―――――――
「どうやって、二年間暇潰そう…………?」
それだけが、気がかりだった。
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