第六話
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翌日
いつも通り登校し教室に入り、イッセー達と軽く挨拶をしようとすると――
「本当に何も覚えてないのか?」
「だからその夕麻なんて子知らねえよ、第一お前に彼女が出来るなんぞあり得ん」
何やらイッセーと元浜達が何やら言い合っていた…またエロ会議なのか?
「よぉ、朝からになやってんだ?」
「暁斗、覚えてるよな? 夕麻ちゃんって言う俺の彼女」
俺を見つけた途端、質問を投げかけてきやがった…え?
「コイツ、自分に彼女が居たとか思ってるんだぜ? いい加減目を覚ませイッセー」
元浜、説明補足ども……んー、これは合わせた方が良いか
「おいおいイッセー、二次元と三次元の区別が付かなくなったのか? どうせ夢でも見たんだろ?」
「あ、あぁ…そうかもな…」
そゆことにしとけ、後々面倒だから!
◇
その後、通常通りに時間は経過し、後は楽しいフリータイムと言う名の放課後を送る――筈だったんだが
「…帰っていいすか?」
「ダメですわ♪」
「ダメよ」
学園の二大美女と謡われているらしい朱乃さんとリアスさんに、笑顔で拒否られた……ガトーショコラが家で待ってるんです!
「イッセーは兎も角として、俺って呼ばれた意味ってあるの?」
どういう経緯かは知らんが、イッセーは悪魔になってたらしい……大方殺された所を、運良く拾われたみたいだけどさ〜
取りあえず関係性とか訳ワカメですよ?昨日の事以外はね…?
「改めて聞くわ、龍ヶ崎暁斗…貴方は何者なの?」
「んー、何者と言われましてもねぇ……単なるhumanですぜ? 人間ですぜ?」
「ふざけるものいい加減にしてくれるかしら? 単なる人間で堕天使を対処出来る訳がないでしょ?」
あー、やっぱり見られてたか…妙な気配はしてたんだけどねぇ
「ハァ……分かりました話しますよ」
ここまで言われて隠し通せる自信がないしね
「修羅ですよ、過去の大戦で没した種族の」
そしてズズッ…とお茶を飲む。落ち着くねぇ〜
俺が和んでいる中、イッセーと小猫を除くメンバーは警戒体勢を取っていた……ま、それが普通ですよねぇ
「貴方…修羅だったの…?」
「えぇ、怪しく思うなら白音に聞いてみては?」
「小猫、知っていたの…?」
「…はい、少し前に聞きましたし……手合わせもしてもらいました…」
流石戦車(ルーク)、スジが通ってて中々だったけど……いつかぶつかるぞ、塞いでいる物を退かさなきゃな…
「コレでも疑いますか? 俺が修羅だと言うことを」
リアスさんは暫く考え込み、辛くも俺を修羅と認めた形とはなったようだ
「……先輩、撫でないでください…」
「ん?おっと、撫で具合が良いもんでな〜悪い
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