暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第二章
十二話 親子対決!?速いのはどっちだ!?
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とを目の前でさせてくれるほどフェイトも甘くは無い。
フェイトの周囲に何時つの黄色い弾丸が発生し、クラナに向けて打ち出される。

『相棒!』
「(分かってる!)っく……!
それを、地面に足を付けた状態でクラナは回避する。連続して飛んでくる弾頭を……

「(このくらいなら……!)」
加速した思考クロックでゆっくりと来るものと認識し、一発一発の弾道と変化するであろう起動を予測して。

「シッ!」
ヒュンヒュンヒュン!と高速のステップでそれを全弾回避。地面に着弾させる。しかし……

「(これはフェイント……!)」
『次、来ます!』
交わしきってから、先程まで目の前にいたフェイトが既に先程の位置に居ないと気が付く。かわりに風切りの音は……真上から聞こえた

[Haken form]
「っ!」
「ハアァッ!!」
[Haken Saber]
バルディッシュの声と共に上から響いたフェイトの声。同時に、光の斬撃がクラナの居た地点に着弾し、大きな斬撃痕を残す。

しかし、其処に既にクラナの姿は無い。即座に反応し、一気に後ろに下がったからだ。

『警告!接近、来ます!』
「一拳撃滅!」
「雷光一閃!」
[Haken Slash]
[Impact!!]
クラナの拳と、フェイトの斬撃がぶつかり、周囲の建物を巻き込んで爆発する。と同時に、衝撃で二人はそれぞれ後方に吹っ飛ぶ。
しかし其処は二人とも接近戦のプロである。身体が地面に着くよりも前に体勢を立て直し、地面を磨りながら、あるいは空中を飛びながら思考する。

『あっぶない!今のは死んだと思った!!』
焦ったように、そして興奮気味に言ったクラナに、アルが返す。

『全くですね、どうしますか?』
『そんなの決まってる!ここまで来たら……』
同じように、フェイトもまた、思考回路をまわしていた。

「(今のを初見で防ぎきった……やっぱりクラナは、他の子とは根本的に違う……それなら……)」

『「(純粋な疾さで勝負!!)」』
『行くよ!アル!』
「バルディッシュ!」
[Roger]
[Yes sir]
互いの声に、互いのデバイスが答える。

『五つ目!』
「ソニック……!」
[Fourth gear Fifth gear unlock]
[Sonic Form]
更にクラナの脚鋼がぶしゅうっと音を立てて、同時にフェイトのバリアジャケットが金色の光に包まれ変化。殆ど装甲能力の無い、ごく薄い物へと変化する。ちなみに余談だが、このバリアジャケット、一撃でも喰らうと破けるので、その際フェイト露出度が大変な事になり作者としては……大変失礼した。話を戻そう。

さらなる身体強化とを行える状態と、自身の持つ最高速度の出せる状態となった二人のデバイスが
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