番外編:或る飛龍の物語
或る飛龍の物語《2》
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ったのか。まるでアインクラッドだな」
ハザードはメニューウィンドウを開くと、画面からマップを呼び出して現在の自分の所在地を確認しようとした。しかし……
「……マップに出現しない、だと?」
そう。
今ハザードが立っているエリアのマップは《ERROR》表示が出ており、所在地どころかアルヴヘイムの何族領なのかすらわからない。
「仕方ない。プレイヤーを探すしかない、か」
ハザードは立ち上がると、当てもなく歩き始めようとした。
と、その時。
ハザードの耳に、かすかだが音が聞こえた。
「(この音は……ピアノ?)」
音のした方向に向かって歩いていくと、だんだん音は大きくなっていく。
そして、遂に音源に辿り着くと―――――
急に開けた場所に出た。
そこには純白のグランドピアノと、
その前に座ってピアノを弾く、オレンジ色の髪の少女がいた。
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