暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
無印〜A's 空白期
21話:宿題?ナニソレオイシイノ?
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ら言う。そこで、俺は失礼ながらアリサの姿を観察する。
すずかとは違い、アリサのはオレンジを基本とした色地に、ひまわり模様が散りばめられた浴衣だ。帯はかわいらしいピンクだ。

「かわいいんじゃないのか?似合ってると言うより、かわいい」
「そこは普通ににかわいいって言えばいいんじゃないの、そこは…?」

感想言えっつったのお前だろ。
と心の中でツッコミながら深いため息をつく。

「後はなのはだけなんだが―――」
「ごめ〜〜ん!!」

俺の言葉を遮って翠屋の扉が開く。その奥から聞こえる声は、まさしくなのはの声だ。

「はぁ〜……たく、遅いぞなの…は……」

そういいながら振り返ると、そこには眩しいぐらい白い浴衣を着たなのはがいた。
よく見ると、その白い色地に桃色に近い赤色をした花…おそらく桜の花だろうか?
それがいくつもある浴衣だ。

「…………」
「…あ、あの〜…士君?どうしたの?」
「あ、あぁ…わ、悪い…」

やばい…ちょっと意識飛んでたか?何ボ〜ッとしてんだ?

「きっとなのはの浴衣姿があまりに似合ってたから言葉がでなかったのね♪」
「なっ!桃子さん!?」

なのはの後ろにいた桃子さんが言った言葉に、俺は思わず慌ててしまう。それに応じてか、若干顔が熱い。もしかして、俺の顔赤くなってる?

「…そう、なの?」
「ぐっ……!」

首を傾げながらなのはは聞いてきた。さすがに桃子さんの言ったのが効いたのか、少したじろんでしまう。
……あぁ、もう!くそったれ…!

「……そう…だよ……悪いかよ…」
「い、いや……あ、ありがとう……」

頬をかきながら言う。なのはも恥ずかしいのか、顔を赤くしている。

「フフフ…」
「……フン!」
「あらあら♪」

その様子を見ていたすずかは微笑み、アリサは鼻であしらった。桃子さんはそんな二人も含めた俺達の様子を見て笑っていた。

「…ほ、ほら!全員そろったし、行くぞ…!」
「あ、うん…!」
「いってらっしゃ〜い♪」

さすがに空気が変になっているのを感じた俺は、少し焦りながら夏祭りの場所へと足を進める。他の三人も慌ててついてくる。

「にしてもアンタの服の文字、何それ?海人(うみびと)?」
「あ?知らないのか?これ海人(うみんちゅ)って呼ぶんだぞ」
「知らないわよ!何処の言葉よ!?」
「沖縄だ」
「でもなんか字が格好いいね」



















そんなこんなで、やってきました夏祭り。
ついてみると人がうじゃうじゃいて動きづらい動きづらい。

それでもまぁ四人で色々回った訳ですよ。夏祭り恒例の金魚すくいでアリサに勝負挑まれたり、綿飴買ったり、たこ焼きでなのはが
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