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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
外伝エピソード02
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なる上に交戦する中で敵の動きを学習していく。
犯罪者からすればこれほど厄介な相手はいない。
この機械兵器から警邏巡回への発想の転換を発案したのは、ミッドチルダに遊びに来た月村すずかとアリサ・バニングスである。

『高性能な機械兵器ねぇ。警備にでも使い回せば?』

アリサ・バニングスの発言から全ては始まったのだ。

『科学と魔法が融合した理想的な機械ね。地球じゃ魔法がないから電力で動かせるかな。でも、AMFだっけ? 魔法を遮断するなら魔導師のなのはちゃん達でも厄介でしょ? なら犯罪者さんも厄介な相手になるよね?』

月村すずかが更に付け加えて言った。
それを八神はやてが採用して徐々に新型ガジェットドローンの有用性を広めていったのだ。
結果として新型ガジェットドローンを導入してから徐々に犯罪率が減り、反発していた勢力を黙らせたのだ。
アリサ・バニングス、月村すずか。
本人たちが知らぬ処で時空管理局の一部から聖女と呼ばれている。



ミッドチルダに、教会系列の魔法学校が存在する。
St.ヒルデ魔法学院だ。
10歳になるミウラ・ヴィヴィオはSt.ヒルデ魔法学院初等科4年生になっていた。
同級生の友達、コロナ・ティミル、リオ・ウェズリーはミウラ・ヴィヴィオと同じクラスになり仲良しの友達との学校生活を充実させている。
ミウラ・ヴィヴィオの鮮烈(ヴィヴィッド)な物語が始まろうとしている。

「なのは、ヴィヴィオの4年生になったプレゼントのデバイスが届いたか」
「うん、ケイタ。あとマリーがまたケイタ用デバイスを作らないかって言ってたよ」

ミウラ・ケイタと高町なのはは娘のヴィヴィオに送るためのプレゼントを用意していた。
高町なのはが初めて魔法と知り合った年齢になるまでデバイスは渡すつもりは無かったのだ。
だが、今日からデバイス解禁だ。
今夜からミウラ・ヴィヴィオは新しい出会いを得る。

「――ミウラ・ヴィヴィオ。マスター認証。術式はベルカ主体のミッド混合ハイブリッド。――デバイス個体名称はクリス。正式名称『セイクリッド・ハート』。行くよ。セイクリッド・ハート! セット・アップ――!」



新しい出会い。
新しい物語。
配点(鮮烈)

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