第11話 家庭のゴミってどんな分別にすべきだろうか。燃えるゴミ?それとも燃えないゴミ?
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が来てくれたお陰で人手不足も解消されて家としては大助かりなんだから」
神楽のお椀を取りながら高町家の母にあたる桃子は優しくフォローしてくれた。そう言って貰えると新八自身とても気が楽になる。
「でも、半分邪魔してるってのもあるけどね」
「違いないな。人手不足はどうにかなったが、時々大赤字になる日がある。その辺はどうにかして欲しいものだ」
が、全員が賛成ではない。その証拠にこの二人、高町家長男と長女の恭也と美由紀は少しご機嫌斜めだったりする。
「まぁ、良いじゃないか二人共。食卓は賑やかな方が良いし、職場は楽しい方が良い。多少の赤字は皆でカバーし合えば済む話なんだし」
そんな二人をおおらかに包み込むこの男こそ此処高町家父であり大黒柱でもある士郎である。以上の四人がこの家の家族であり、銀時達はその家に住み込みで働かせて貰ってる。と言った図式なのである。
「ま、そんな訳だからしてぇ、俺達は冒険のメインパーティーだから必然的にヒットポイントを回復せにゃいかんのよ僧侶新八君」
「何時までそのネタ引っ張るつもりだぁ!」
銀時と神楽のボケ、新八のツッコミ。この三重奏こそが万事屋の御馴染みな風景だったりする。そして、そんな風景を楽しそうに眺める高町夫妻と呆れながら眺める高町兄妹が居たりしたのであった。
***
食事を終えた銀時達は居間に集合していた。高町家の一同は後片付けを終え各々の部屋へと退散してしまい、今此処に居るのは銀時、新八、神楽、定春、そしてユーノの三人と二匹(?)だけになっていた。
「あ〜、食った食ったぁ……後は温かい布団に入って寝るだけだ。そうすりゃヒットポイントも全快になるって訳だぜぇ」
「本当アル。そうなればあんな金髪変態女なんか目じゃないネ! 次にあったらあべこべにギタギタにしてやるヨォ!」
どうやら二人の間ではフェイトはすっかり変態の仲間入りを果たしてしまった様だ。そんな発言をして果たして大丈夫なのだろうかと新八は気が気でなかったりした。
「でも、相手は凄腕の魔導師です。残念ながら、今の僕達じゃ彼女に対抗するのは難しいと思われます」
「舐めんなよユーノ。相手が魔法使うだろうが変な術使うだろうが変態だろうが二度も負ける訳にゃいかねぇんだよ。それになぁ、あいつがなのはを匿ってるって事が露見したんだ。次は首根っこ引っ掴んででもなのはの居る場所に案内して貰おうじゃねぇか!」
「おうよ! 首に縄括りつけて逃げられないようにしてやるネ! ドM忍者みたいにしてやるヨォ!」
二人共前回の負けを相当根に持ってるらしく、闘う気満々であった。気のせいか二人の背後にはメラメラと怒りと闘志のオーラが滲み出ているのが分かる。
そんな二人を見て新八
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