第54話 クエストデートでまさかの悲劇!?
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
オレンジ色の魔法陣からキングが現れる。
マ「キング、王者の牙!!」
キ「グオォーーーーーーーーーーーーー!!」
盗1「ギャア!!」
盗2「なんでライオンがいるんだぁっ!?」
マ「キング、どんどんやっちゃえっ!!」
キ「グオォーーーーーーーーーーーーー!!」
盗3「こいつ、妖精の尻尾の動物姫(アニマルプリンセス)のマヤ・ララルドだ!!」
へぇ〜、私の事知ってるんだ。
盗4「ぐほっ!!」
盗5「どわぁ!!」
なんだ、盗賊って名乗ってるわりには弱っちいじゃん。その時、
ナ「グワァッ!」
ハ&フ「ナツッ!!」
マ「え?」
振り返ると、鉄パイプで頭を殴られて気を失って倒れたナツがいた。
マ「ちょっと!ナツを離してっ!!」
ハ「マヤ!後ろ!!」
マ「え?」
その時、私は背後から攻撃するチャンスを待ち構えていた盗賊の気配に気づかなかった。
盗6「これでもくらえ!!光の弾ッ!!(シャイニーボール)」
私は呆気にとられ、その場にただ呆然と立ちすくんでいた。その時、フレイが私の前に飛び出してきて、
フ「グワァァァァァッ!!!」
私の身代わりに攻撃を食らった。すると、ボワァン!と辺りが白い煙で包まれる。私は思わず目を閉じた。煙が消えて目を開ける。見ると、私の足元に1羽の鳥が倒れていた。フレイの姿はどこにもない。
盗7「今だっ!こいつらを倒せっ!!」
盗全「オォーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
盗賊が一斉にに襲い掛かってきたっ!!この展開は・・・かなりまずい!!
マ「ハッピー!ナツを連れてギルドに帰るよっ!!」
ハ「あいさー!!」
私はキングを帰らせて、倒れている鳥を抱えながらハッピーと一緒に洞穴を脱出した。なんとか洞穴を出た後、ハッピーが聞いてきた。
ハ「マヤ、その鳥は何なの?」
マ「わかんない。でも、怪我してるから手当てしないとっ!!」
それに、私はこの鳥の事を知っていた。あのときの鳥だ。間違いない!!
マ「とにかく、今はギルドに戻って、ナツとこの鳥の手当てが優先だよ。急ごうハッピー。」
ハ「あい!」
読者のみんなは覚えているかな?そう、この鳥は、私が初めて1人でクエストに行った時に怪我をしていた赤い鳥だったんだ。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ