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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
第二二幕 「サプライズ・エンカウント」
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目で睨んでいる。で、鈴は鈴でその目を明らかに間違った解釈をしたのかこちらを見ながら「おアツいね〜♪」とでも言わんばかりの目でニヤニヤしている。(リア充を憎むしっと団ではなくなっているようで何よりだが)
ちなみに簪は確かにユウの事が好きだがそれはあくまで「Like」の方であり、今回のこれは所謂“女の嫉妬”とは違うもっと単純なものであるが。

「え、ええっと・・・?」
「・・・・・・(不機嫌オーラ噴出中)」
「で、練習のお誘いはどうするのぉ〜?」

かくして第2アリーナ内は、どう機嫌を取ればいいか分からず焦って右往左往するユウ、後から来た女の親友をとられたと思っている簪、そしてそれを見てにやにや面白がっている鈴という何とも言えない構図が出来上がっていた。
一応、決して3角関係と呼べるものではなかったことをここに明記しておく。



 = = =



そして、そんな三人を見学席から観察している見物客が一人。

「可愛い女の子だと思った?残念、佐藤さんでした!」

だれとはなしているのだ。ちなみに佐藤さんは顔も胸も普通の容姿をしているが、普通という事は逆を言えば欠点がないという事なので一般の尺度ではそれなりに可愛い部類に入っている。(というかいつぞや代表候補生のスカウト条件には容姿もある程度含まれているのだが佐藤さんはそのことを忘れている)

「さぁて・・・爆発オチとパクリで有名なちゅーごく製の性能とやら、見せてもらおう!ついでに弐式と風花もね!」

サラッと中国を侮辱した発言をかます佐藤さんだがそこまで間違っていないのが悲しい。とはいえそこが中国の強みとも言えるかもしれないし、ISに関しては爆発オチはないだろう・・・と信じたい。
不確定要素(ユウくん)と何故かもう打鉄弐式が完成している簪、そして鈴が原作とどれくらい違う人物になっているのかを確かめるための調査の一環だ。特に今回はおりんりんの声を拾っておきたい。そのためにISの通信を傍受するためのインカムまで用意したし。授業で先生方が使っているインカムと大体同じものだ。
お菓子良し!お茶良し!メモ帳良し!双眼鏡も準備良し!・・・何だか漫画のネタを探す人みたいだなこれ。 どれどれ、覗いてみよう。

『と、とりあえずフィンスラスターの調子を確かめてから決めよう!』
『・・・確かに、そのために、ここに来たようなもの』
『何?アンタそのISあんまり使ったことない訳?』
『いやね、風花はここ何日かずっと調整を・・・』

う〜ん・・・聞いたところによると鈴ちゃんの性格は原作と相違ないように思える。食堂でも一夏と一緒にいる事が多いし・・・しかし原作ほどの積極性がないというか・・・毎日酢豚事件も結局起きなかったみたいだからフラグが微妙だなぁ。・・・気のせいか一夏の
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