第二幕その二
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いも同じだ」
「全くです」
「まさに酒は全ての父であり母」
彼等もまた主の言葉に相槌を打つ。
「それがなくては何もなし」
「生きている意味もなし」
「その通りだ。これがあるからこそ御馳走も美味いし」
「娘も抱ける」
彼等は今も娘達を追いかけている。娘達は彼等から必死に逃げようとするが結局は追いつかれ押し倒される。誰もがそうであった。
「娘達にも飲ませ食わせるようにな」
「勿論ですよ」
「それは」
彼等は下品な様子でまた主の言葉に応える。
「お父さんお母さん」
「早く帰して」
「家族のところへ」
男達は娘達の声色を真似る。
「けれどそれは駄目なことで」
「さあ酒だ酒だ」
娘達の口に無理矢理注ぎ込む。
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