第53話 伝えたかった思い
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あ痛たたたたたた・・・昨日のユモとの特訓で強打したところがまだ痛い・・・一応湿布は張っているんだけどな。
ユ「マヤ、大丈夫?やりすぎたかな?」
マ「平気平気!こんなの朝飯前だよ!!」
無理矢理強がって見せる。まぁ、バレバレだと思うけど。にしても、わざわざ心配してくれるのには感謝です。こうゆう優しさに、グレイは惚れたんだな。
ユ「全く、もう少ししたら、マヤもそうゆう事言えなくなるからね。」
マ「ほえ?」
どうゆうこと?私がユモに聞こうとしたら、
ル「ちょっとユモ、そうゆうヒントになることは言わなくていいのよ。」
ルーシィが話に入ってきた。
ユ「あ、そうだったね。つい口が滑っちゃった。」
ヒント?何々、何か隠し事でもしてるの?なんか面白そうっ!!
マ「ねぇねぇ、私にも教えてっ!!」
ルーシィとユモは顔の前に人差し指を立てると、
ル&ユ「内緒。」
ウィンクを1つ。
マ「えぇ〜〜〜!!」
けちっ!!すると、
ナ「おい、マヤ。」
聞き覚えのある声で名前を呼ばれた。振り返るとナツがいた。
マ「おっはよ〜ナツ。」
めちゃくちゃ軽いあいさつだけど、普通にナツは「よぉっ!」と返してくれる・・・はずなんだけど、今日は違った。何も言わないし表情が硬い。てゆうか、何か怒ってる?すると、いきなり手首をガシッ!と?まれてそのまま引きずられていく。
マ「お、お〜い!聞こえてる〜?てか、どこ連れて行くのっ!?」
ナツは何も言わずにただ私を引っ張っていく。
ル&ユ「いってらっしゃ〜い♪」
ウェ&ト「頑張って下さ〜い♪」
ハ「ナツゥ〜頑張れ〜♪」
なぜかみんな私とナツに手を振っている。ん?頑張れ?なるほど、クエストに行くのか。それならそう言えばいいのに。あれ?じゃあなんでハッピーが一緒じゃないの?
エ「いい結果を待ってるぞ。」
ショ「あの2人なら大丈夫だよ。」
グ「バカだからな。」
リョ「あぁ。バカだから大丈夫だろ。」
グレイ!リョウ!言ってる事が失礼だよっ!!
シャ「うまくいくかしらね?」
フ「いくよ、絶対にな。」
あぁ〜もうっ!!みんなして何なのぉ〜!?嫌な予感しかしないよ〜・・・
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引きずられて、やっと手を離してくれて連れて来られたのはギルドの裏庭。
マ「えぇ〜と・・・何か用?」
ナ「・・・・・」
えぇっ!!まさかのスルー!?
マ「用がないなら私戻るよ。」
くるりと回れ右を
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