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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter11「非日常からの誘い」
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ゃんとしたデバイスの使用経験がなかったですから、感触に慣れて貰う意味で基礎フレームと最低限の機能だけで渡してたです」

「あ、あれで最低限!?」

「本当に!?」

使用していた本当達からすれば今のリインの解説は驚く以外する事がない。

「2人が最低限の機能しか使っていない事に気付かなかったのは、2機を作った人間の腕が良かったんだろうな」

「そ、そんな…ルドガーさんに褒めて頂けるなんて最高です!」

シャーリーはルドガーに褒められ顔を赤くする。それを見ていたリインはこれははやてに報告しなければと、聖王教会に出ているはやてに帰ってきたら伝える気満々だった。

「皆が扱う事になるこの4機は六課の前線メンバーとメカニックスタッフが技術の粋を結集して制作した最新型デバイスです。それぞれ4人に合わせて作られた文句なしの最高の機体ですよ!」

4機をリインはそれぞれの持ち主の下へと送る。

「だからただの道具や武器とは思わず大切に……だけど性能の限界まで思いっきり全開で使ってあげてほしいです」

「この子達もきっとそう望んでいるはずだから」

リインとシャーリーの話しを聞いているとこの2人が4機のデバイスとフォワード達を大切にしているのが痛いほどルドガーは感じていた。ルドガーも以前戦い方をユリウスに習っている時に同じような事を言われた事を思い出していた。

「ルドガーさんからも何か一言どうぞ!」

「ですぅ!」

「ええ!?」

突然話しを振られ思わず後退ってしまう。断わろうとしたが既にフォワード達がルドガーに目を向けていたので断わるに断われない。ならばやる事は一つだ。

「そうだな……リインの言う通りこの4機は唯のデバイスじゃない。コイツらはお前達4人の半身だ」

「半身…ですか?」

ティアナが半身という言葉を口にし確認を取る。それにルドガーは相づちをうつ。

「けどな…コイツらをお前達が唯の武器や道具だと思えばコイツらは唯の道具や武器になる……その事を忘れないでくれよ?」

「「「「はい!」」」」

この屈託のない返事が出るならきっと4人は自分の進みべき道を誤りはしないと、ルドガーは確信する。そして4人をその道を往くだけの力を着けるように導くのが自分達の役目だと再認識する。

「流石ルドガーさんですね〜教官らしくなってきましたね!」

「そんな特別凄い事は言ってないだろう?」

「でも何というか貫禄みたいな物が滲み出ていたような……それはそうとルドガーさんにこれを渡さないといけませんでしたね」

シャーリーはデスク前に行き引き出しから包みを持って再び戻ってきて、包みを開けて中身を包み事ルドガーに渡す。

「俺の時計……ちゃんと治ったのか?」

包みの中にあ
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